Whenever Wherever Festival 2012

写真と身体




photo
Shu Nakagawa


母国語ではないテキストを読む者は、その言葉の空間を訪れるビジター。そのテキストを言いよどみながら読む者、それを英訳、注釈する者、さらにそれを日本語に翻訳するタイピスト。そして、その一連のユニットにキューを得て、文字通り、決められたライン上を行きつ戻りつするダンサー(それは三次元に置き換えられたテキストの連なり、その運動と言うことができる)。このパフォーマンスは、ビジターそれぞれがテキストに出会う瞬間の連鎖(差延)でてきている。または、その瞬間にこそ空間が広がっていくようだ。
写真家が、写真的視点でパフォーマンス作品をつくることが、写真の解体、再定義にもなっているように思われた。写真などのある表現形式と身体が互いに触媒となるような、こうしたプログラムの実験が今後もWWFesで期待される。

report by M.I.

動画[部分]


WWFes2012 写真と身体|David Bergé, 上村なおか… 投稿者 bodyartslabo
記録撮影:水島英樹、矢澤美希


《Welcome to “The Moment”》
コンセプト/パフォーマンス:
デイビッド・ベルグ、上村なおか、西村未奈
同時翻訳タイピスト:佐藤美紀
音楽:ロバート・アシュレイ《She was a visitor》《The Fox》
抜粋テキスト:ジャン・デコーテ

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Photo:Shu Nakagawa

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