Whenever Wherever Festival 2012

ダンスヒストリープロジェクト ケイタケイ公演+トーク

5/27[日] 15:00
一般 1,500円|学生 1,000円[予約
会場:森下スタジオ Sスタジオ


[お知らせ]

上演が予定されていた《LIGHT, Part 8》は、都合により映像での上映となります。


作品
ケイ タケイ・ソロダンス
[映像上映]《LIGHT, Part 8》(1974年初演)
[上演]LIGHT, Part 34より《若葉の踊り》(2011年初演)

振付・出演:ケイ タケイ
トーク聞き手:長谷川六


現在も活躍し、長年ダンスに貢献する振付家の辿った道をリサーチすることは、必然的にダンスの潮流を掘りおこし、これからのアーティストに確かなる指針を与えるに違いない。1970年代のダンスの歴史考察と、同時代に活躍したケイ タケイによる公演を行なう。

撮影
高島史於

[映像上映]
ケイ タケイ・ソロダンス《LIGHT, Part 8》(1974年初演)
演出・振付・衣装・出演:ケイ タケイ

1969年、ニューヨークで学生仲間とケイタケイ’s ムービングアースを結成、《LIGHT, Part1》にてデビュー。その後、グループワークで模索しながらも6作品を発表する。本作は、「LIGHT」シリーズ初となったソロで、一躍全米の注目を集めた作品。当時、ニューヨークでは、生活と芸術が近づきつつあった。舞台は特別な場所ではなく、日常の中に見えるもの、それを創造に結びつけたいとケイは考えていた。

撮影
高島史於

[上演作品]
ケイ タケイ・ソロダンス 
LIGHT, Part 34より《若葉の踊り》
(2011年初演)
演出・振付・衣装・出演:ケイ タケイ  
音楽:迫彰一郎

昨年2月に創作初演をおこなった、ケイタケイ’s ムービングアース・オリエントスフィア作品 LIGHT, Part 34《CHANTING HILL》。今年、その印象深い終盤のシーンから、ソロの部分を独立させて作品化。モチーフは、2010年末のソロ、Part 34《走る女》に端を発している。若葉から樹へ。妖精のような足取りで、生命感に溢れた踊り。土から芽を出した双葉の感動と感覚は、ケイの舞踊の原点だ。


ケイタケイ|Kei Takei
舞踊家、振付家
ケイ・タケイ’sムービングアース・オリエントスフィア主宰。1969年、《LIGHT, Part1》にてニューヨーク・デビュー。現在まで36 Partを発表。78年ネザーランド・シアターに委嘱作品の振付け。78年と85年日本招待公演。アメリカン・ダンス・フェスティバル講師、ヨーロッパ公演ツアー。82年イスラエルのインバウ・カンパニーの作品に振付けなど、各地で活動。《24時間LIGHT》を90年米国ミネアポリスにて、95年東京、97年ベルリン、英国ウエールズにて上演。
1994-2010年シアターX I.D.T.Fにて振付、出演。98年長野オリンピック文化芸術祭参加作品に振付け。2001年イスラエル、アメリカ、02年インド、07年オランダ公演。08年アメリカン・ダンス・フェスティバル75周年記念にて公演。09年から、現在のメンバーとともにLIGHTシリーズを再開し、再創作、新作発表など活発に創作活動をおこなっている。
日本舞踊批評家協会賞(1979)、Meet The Composer賞(1991)、第27回ニムラ舞踊賞(2007)、第29回江口隆哉賞及び江口隆哉賞に係る文部科学大臣賞(2012)などを受賞。現在、能楽師 岡庭善昭に師事。
http://www2.gol.com/users/keitakei/
http://movingearth1969.tumblr.com/

長谷川六|Roku Hasegawa
ダンスワーク編集長、ダンサー。今年の出版『ダンスにかかわる106の質問』『ダンスメソドとテクニーク』。
出演:5月1日「岩窟の聖母」森下スタジオ、7月10日 宮田徹也企画 キッドアイラックホール、8月12日, 13日 ソロ「隅田川断章」ムーブ町屋、11月24日 beoff宇都宮「ファイバーアートとダンス」(柳田郁子+妻木律子+長谷川六)
http://ameblo.jp/hasegawaroku


Archive
2011


Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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