Whenever Wherever Festival 2013

About Festival Program

アーティスト主導のBALがオーガナイズする実験的ダンス・フェスティバル、第5回Whenever Wherever Festival(WWFes ウェン・ウェア・フェス)開催!テーマは「即興の再生」――。
5年目をむかえ、拡散と凝縮を繰り返しながら、確実にプログラムを掘り下げ深化し続けるWWFes。今年から初めてテーマを設けて挑みます。3週間に、約20の公演・イベントと、7つのダンスワークショップ・テクニッククラスなどを行ない、「即興」を多角的に考察するプログラムを展開します。

お知らせ

各プログラム予約受付中です(原則として、ご予約は前日中まで受付、当日券を発行予定です)。

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開催概要

Whenever Wherever Festival 2013
即興の再生
Rebirth of Improvisation

期間:2013年10月7日[月]-27日[日]
会場:森下スタジオ B ほか

企画/主催:ボディ・アーツ・ラボラトリー
助成:
公益財団法人セゾン文化財団
芸術文化振興基金

プログラム
アーティスト
スケジュール

Education[クラス・ワークショップ]

イントロダクション

即興の再生

一期一会ということも、即興そのもの。日々の季節の移り変わり、潮騒を一つとっても、全てが即興といえます。即興性のないものは想像力に欠け、即興は関係を撹拌することができ、関係ないもの同士を結びつけることができる。ダンスにおいて即興は、多様な方向性を導き出す、もっとも重要なエッセンスの一つです。一方で、予見できないことを呼び込む即興は、同時に、偶然を必然として扱う方法・術であるといえます。技術(当然、振付)には再起(反復)性があるとすれば、一見矛盾する「即興の再生(replay=再現)」という問いをたててみることもできないか? 反復のなかに予兆を、予兆のなかに道理を読み込むこと。そのとき、即興は新たに定義し直されるでしょう。WWFes 2013では、即興をテーマに、その創造性を再考する。

振付の拡張――マルテン・シュパンベルグ招聘
そして、マルテン・シュパンベルグを招聘します。近年、身体や振付を多角的視点から捉え直す流れが展開し、歴史や文化的価値、身体哲学の再考をも包摂し、振付の拡張(踊りを創ることだけを振付とするのではなく、より広義に捉える試み)という概念を生み出していきました。彼はまさに、その火付け役の一人であり、ダンスの領域ではもちろんのこと、大学教育機関、美術館、ジャーナリズムの現場で、常にその発言が注目され、影響を与える人物です。ジャーナリスト出身ということもあり、批評性を伴った彼の見解は、コンテンポラリーダンスの価値と意義を大きく動かしました。WWFes 2013では、レクチャー、ラウンドテーブル、ソロ公演、そして日本のパフォーマーたちとの共同創作公演を行ないます。さらに、アースラ・イーグリー、クリスティーヌ・ボナンセアを招聘し、トークや公演、ワークショップを開催します。


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Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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