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《し〜O〜C〜お〜》
港区は埋立地であり、かつて縄文時代に繁栄したという背景を持ち、時を越え現在も東京タワーや六本木、表参道などに代表される街の盛り上がりを見ることができます。また少し足をさらに踏み入れれば神社、あるいは商店街など少し落ち着きながらもローカルな活性が見られるところ、その海沿いでは工場など色々な景色があります。歩きまわることでこれらの光や音の変化を身体がグラデーションで感じることに気づきました。
この身体的な感覚を通した記憶や景色の”グラデーション”をダンスや音楽を通してリサーチします。
独自の身体感覚を演奏において惜しみなく発揮し、吟ずる音楽家たちの協力のもと、この港区のパースペクティブをパフォーマンスに置き換え、作曲し広義の演奏に取り掛かろうと思います。
ぜひこの儀式のような時間にお立ちあいください。
開催情報
出演・作曲:あだち麗三郎、酒井風、よだまりえ、Aokid
日時:2025年2月9日(日)11:30−[40min]
会場:リーブラホール
料金:
一般|1日券 3,000円、2日セット券 5,000円
割引|1日券 2,500円、2日セット券 4,500円
申込方法
チケットを申し込むプロフィール
Aokid|アオキッド
ダンサー、アーティスト
1988年東京生まれ。2008年までブレイクダンスチーム廻転忍者として国内外で活動。東京造形大学映画専攻在学中よりビジュアルアートやパフォーミングアーツの制作を開始。「架空の街を作る」をコンセプトにした“Aokid city”や、代々木公園を舞台にゲリラ的にアーティストの発表を展開する“どうぶつえん”、渋谷の街を舞台に1時間街や通りゆく人とともに踊り、その後1時間ビールを片手に話したりする”STREET RIVER&BEER”といった都市へのアーティストなりの応答を行い、一方で個展や公演、ライブなどといった仕切られた空間での制作を行き来した活動を続ける。
WWFesは2017年より参加。
あだち麗三郎|Reizaburo Adachi
ドラマー / サクソフォン・プレイヤー / シンガー・ソングライター / プロデューサー / ミキシング・エンジニア / 療術家、からだの研究家。
2009年に1stアルバム『風のうたが聴こえるかい?』を発表して以降、2ndアルバム『6月のパルティータ』(2013)、3rdアルバム『ぱぱぱぱ』(2015)、4thアルバム『アルビレオ』(2019)をリリース。2021年9月には、折坂悠太、東郷清丸、3日満月、黒岡まさひろ、中川理沙(ザ・なつやすみバンド)、T.V.not Januaryをゲスト・ヴォーカルに迎えた5thアルバム『風のうたが聴こえるかい? -2021-』を発表。ソロに加え、cero、GUIRO、鈴木慶一、ノゾエ征爾演出演劇作品、モモンガ・コンプレックス、木ノ下歌舞伎らのサポートや、リーダー・バンド“あだち麗三郎と美味しい水”(あだち + 谷口雄 + シンリズム + kauai hirótomo + メルセデス増田)、伊賀航、寺尾紗穂と組んだトリオ“冬にわかれて”、片想い、Hei Tanakaなどでも活動。
音楽家としてのみならず、2021年には施術家として【療術院ぽかんと】を開業、月3日ほどの営業日はリピーターで満床に。
酒井風|Fu Sakai
環境やその環境をまたぐこと、都市や変容する状況、時にはデータなど不安定なぬかるみのような場所から足場を点在的に確保し、数珠つなぎ、水たまりの上をジャンプするようにライブや展示、音楽などを制作する。
よだまりえ|Marie Yoda
1992年、東京生まれ。2008年から、ピアノを弾きながら自作の歌を歌う活動を始める。2013年10月、WEATHER/HEADZより1stミニアルバム《それぞれの点について》をリリース。現在はソロの他に宅録ユニット“Σ°))))∈”や、バンド“わびさびくらぶ”などでも活動している。また、ダンサーや映画監督など様々な表現者とパフォーマンス作品の制作も行う。