ショーケース
《ウェンウェアダンス》

山崎広太、モテギミユ、鶴家一仁、黒沼千春、望月寛斗、堀田千晶、リエル・フィバク

パブリックスペースにおける新しいコミュニケーションとしてのパフォーマンスを開拓するプロジェクト。祝祭的なダンスではなく、他者の身体と共生している感覚と意識が伝播し、誰もが自然とコミュニケーションを取れるような、そんなダンス。行き交う人々や風景と共存しながらも自然に興味を持ってもらえるようなストラクチャ。実際のところやろうとしたら許可を取り付けることが難しいであろう新橋駅SL広場、東京駅丸の内広場、ニューヨークのペンシルベニア駅など、人々の往来があり、空間がひらけている場所を想定しています。今回は、実際の会場であるリーブラホールを新橋駅SL広場に見立ててのパフォーマンスです。観客の方々には、行き交う人々になって頂けたら嬉しいです。


開催情報

出演・振付:山崎広太、モテギミユ、鶴家一仁、黒沼千春、望月寛斗、堀田千晶、リエル・フィバク

日時:2025年2月9日(日)12:20−[30min]
会場:リーブラホール
料金:
一般|1日券 3,000円、2日セット券 5,000円
割引|1日券 2,500円、2日セット券 4,500円

プロフィール

山崎広太|Kota Yamazaki

新潟県生まれ。舞踏を笠井叡、バレエを井上博文に師事。文化服装学院卒業。1995-2001年までrosy Co主宰。 建築家の伊東豊雄ら他、共同作品を多数手がけ国内外で公演。以降、アメリカを拠点に ‘07 ベッシー賞、’13 現代芸術財団アワード、’17 ニューヨーク芸術財団、’18 グッゲンハイム・フェロー他、各賞を受賞。’19 アルパート・アワードファイナリスト。’21ドリスデューク財団助成。ボディ・アーツ・ラボラトリー主宰。ベニントン大学所属。

モテギミユ|Yumi Motegi

6歳よりクラシックバレエを始め、高校卒業後に渡独。バレエ学校にてクラシックバレエとコンテンポラリーダンスを中心に学び、ディプロマを取得後、Budapest Dance Theaterに所属。フリーランスに転向後、2018年に帰国し、東京を拠点に活動を始める。触発をダンスの最小単位と捉え、身体との間に発生する感覚に動きを見出そうとしながら制作を行う。

鶴家一仁|Kazuhito Tsuruga

英国Rambert school of Ballet and Contemporary dance卒。在学中にKerry NichollsやMark Baldwinの作品で主要な役を踊る。卒業後フリーランスアーティストとしてPichet Klunchun演出「Toky Toki Saru」や扇田拓也演出「エリサと白鳥の王子たち」、Will Tuckett演出「ピサロ」、立山ひろみ演出「あらしのよるに」、山崎広太、川村毅、Antibodies Collective、倉田翠、スズキ拓朗等、ダンス演劇問わず幅広い作品に出演。

黒沼千春|Chiharu Kuronuma

日本大学芸術学部卒業後、Trinity Laban Conservatoire of Music and Danceにてコンテンポラリーダンスのディプロマを取得。帰国後は、日本を拠点に欧州・東アジア・東南アジアなどでパフォーマンス、ワークショップの開催や、海外フェスティバルへも参加。CMの出演や、MVの振付や出演、演出を行う。I-O Multimedia Performance Company主催。書道家としても活動中。

Photo:jojishimamoto

望月寛斗|Hiroto Mochizuki

1997年神奈川県相模原市に生まれる。3歳からバレエを始め2017年より3年間、⾕桃⼦バレエ団に在籍。
2019年以降はCo.山田うんに参加。カンパニー公演のほか様々な作品への出演、MVや映画の振付出演など活動する。
自身がカンパニーとして主宰している14.8moonでは、多(他)領域で活躍する作り手との集団創作に取り組み、互いが固有する身体性とその交感を自身と空間に映し出す。近年では”劇場に居すぎた”という自身の考えが大きくなった結果、古民家やお寺、山の中など、様々な屋外や半屋外でのパフォーマンスを行う。

堀田千晶|Chiaki Horita

金森穣率いるNoismにて2年間研修を経て、2008年からネザー・ランド・ ダンスシアターllに3年間所属。2011年からスウェーデンの ヨーテボリオペラダンス カンパニーに3年半所属。2014年新国立劇場にてJapon dance project CLOUD/CROWDゲストアーティストとして参加。2015年バットシェバアンサンブル 舞踏団に入団。在籍中Gaga講師の資格を取得。2年半所属。2018年よりバットシェバ舞踊団に入団。2024年退団しフリーランスとして活動。

リエル・フィバク|Liel Fibak

ダンサー。Tefen Experimental School of Art(イスラエル)のダンス・演劇学科を卒業。Kibbutz Contemporary Dance、Vertigo Dance、Roy Assaf Dance、SHIFFTなど、世界各国のダンスカンパニーで国際的な活動を展開。多摩美術大学、アムステルダムのGerrit Rietveld Academieでビジュアルアートを学び、ロッテルダムのCodarts Universityでは講師を務める。