ダンスプロジェクト
《幽閉の劇場と8感のラップ》

西村未奈、梅原徹、山川陸

夜の東京をドライブしながら身体感覚の拡張を試みる、各回1組限定の参加型パフォーマンス。視覚に頼らず、サウンドや気配、触覚や体感で、第8感(=身体の内側で起きていることを認知し、それをもとに自分を位置づける感覚)を刺激しながら、静かに起こるフローやバイブスに身をゆだね、踊る身体の内側をくねりゆくドライブ。走る密室で個と共、自と他が、侵食し合い、細かい泡になった空気が身体感覚を浮かせてゆくイメージ!港区某所にお迎えにあがります。

注意事項
*本作品は車に乗車して体験する作品です。演出の都合上、非常時を除いて途中停車はできません。また、閉所や目隠しなどが苦手な方は、本作品の演出に不安を覚える可能性がございます。懸念等のある方は、ご応募時に質問を頂けましたら主宰より回答いたします。
*具体的な待ち合わせ地点および乗車方法については予約が確定した方に、上演一週間前にお知らせいたします。


開催情報

コンセプト:西村未奈
デザイン・デリバリー:梅原徹、西村未奈、山川陸

日程:2025年2月5日(水)・6日(木)
時間:各日19:00|20:00|21:00(各回30分程度)
集合場所:東京都港区内 ※参加者に告知
定員:全6回 各回1名限定

料金:無料(応募選考制)
*応募条件として、WWFes2025[2/1、2/9]のチケットご購入者に限らせていただきます。
*参加者は応募制で募集し、応募フォームで回答いただくアンケートの内容を参考に、6名の方をお誘いいたします。

申込方法

申し込みフォーム

応募フォームよりお申込みください。
応募締切:2025年1月19日[日]24:00

*各回定員1名(応募選考)となります。選考結果は1/23[木]までに応募者に告知。
*WWFes2025(2/1、2/9)のチケット購入者の方のみご応募いただけます。
*応募フォームでプログラム情報をご確認の上、ご応募ください。

プロフィール

Photo:Ellie Cooper

西村未奈|Mina Nishimura

禅思想に影響を受けながら身体表現活動を行う。近作に「エクソシストの反対語を探しながら、森の地図を描くこと。」(2021-2024、Jacob’s Pillow Dance Festival/Danspace Project)、「ゾンビになる練習」(2023、BMC Museum+Art Center)など。’17 米ダンスマガジン 優秀舞踊家賞、’19 現代芸術財団賞(FCA アワード)受賞、’23 ’24 USAフェローシップ 連続ノミネート。ベニントン大学所属、エマーソン大学、プリンストン大学ゲストアーティスト。担当講座に、「不在のアート」「More-than-human-dance」など。(主に遠隔)霊気、エネルギー解剖学、盆踊り、ラップ初級プラクティショナー。

Photo:comuramai

梅原徹|Tetsu Umehara

1996年神奈川県生まれ。都市と環境の構造が生み出す時空間的なダイナミクスと、そこに見えかくれするリアリティ、或いはフィクションへとアプローチした音響作品を制作している。映像やダンス作品の劇伴制作、海外レーベルからのアルバムリリースやミックスの提供など活動分野は多岐にわたる。ドイツ/デュッセルドルフでの在住経験を経て、2018年横浜国立大学理工学部卒業。2020年東京藝術大学大学院美術研究科修了。近年の主な活動として、個展「Parallax +Drive」(Arts ISOZAKI、水戸、2023)や「ATAMI ART GRANT 2023」(熱海、2023)、「TRANSLATION for ALL」(渋谷PARCO、東京、2023)への参加など。2024年12月、英small méasuresより2ndアルバム「Ephemeral」をリリース。

Photo:前澤秀登

山川陸|Rick Yamakawa

さまざまな形式により、集団で共に考える状況の設計に取り組む。Transfield Studioとしての近作に、ツアーパフォーマンスの連作《Elevation, Central》(2024、チャンウォン彫刻ビエンナーレ)/《Elevation, Stream》WIP(2024、ソウルマージナルシアターフェスティバル)/《Elevation, Separator》(2024、宝蔵巌国際芸術村)。ほか、福祉施設との共同リサーチ、相談所の運営など。月々の運転距離は平均1200km。