Whenever Wherever Festival 2009

フェスティバルを終えて─

皆様へ

こんにちは、
無事ウェン・ウェア・フェスを終了することができました。
お礼を申し上げます。

2、3心残りのプログラムがありましたが、どれも素晴らしいものばかりでした。

今後、内輪でのフェスにならず、絶えず開かれた交流の場、拡張するフェスティバルを望んでいます。

初めて立ち上げた経験から、今後、エデュケーション・プログラム(育成)とフェスティバル・プログラム(活性)は、分けた方がいいように思っております(もちろん、重なった日があってもいいです)。今回はその二つを同時期に組むプログラムとなりました。

アーティストによるアーティストのためのフェスティバルとして波及してほしいと考えると、BALは来年に渡って、フェスティバル全体を考えるアーティストによる数名のキュレーター(毎年、キュレーターは変わる)を決めた方がいいのか、もしくは、それぞれのアーティストが考えた企画を、幾つか実行することに協力したほうがいいのか、決めかねています。
数年後には、毎年変わるキュレターを変える方向にもっていきたいと思います。
もちろん、このことに関しては、助成金を頂かないと実行できません。

助成によって賄われるフェスティバルのルールとしては、

  • キュレーター個人の公演ではないこと
  • 多数のアーティスト同士が連関したプロジェクトであること
  • パブリックと連関したプロジェクトを理想とする
  • ダンスにこだわらないこと
  • 助成の半分以上は、参加したアーティストの報酬にすること

一方、今後、

  • NYのムーブメント・リサーチ等との海外とのオーガニゼーションとのリンク
  • リサーチ・プログラム(欧米の学校、フェスティバルのレポート)
  • インタビュー
  • 歴史検証

などなど、続けて行なっていきたいと思っています。

来年にかけて、少しでもアドバイスを頂けたら嬉しいです。
このように、実行されたことに感謝しております。

WWFes事務局/山崎広太[2009.7]


Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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