Whenever Wherever Festival 2015

AU

鯨井謙太郒・藤田陽介・鮫島圭代 公演

撮影:久保貴弘



12/4[金]19:30-
2,000円[予約]
森下スタジオA

キュレーター:大倉摩矢子


この企画への出演がきっかけで初めて会った三人。打ち合わせや稽古のたびに時間と空間を共有し、積み重ねてきました。一人一人の持っている世界が交差し、響き合い、墨の滲みのように空間を染めていきます。その時その場限りの予期せぬ瞬間、《AU(アウ)》を、ぜひ観にいらしてください。

* 「wwfes 2015プレイベントーアジア的身体について」(2015年1月)で「音・身体・墨ー共鳴からうまれる滲み」をテーマに行なった試演会の本公演。

* Webサイト「AU」、および、Facebookページ「Nijimi-滲み」で創作過程を公開(写真撮影:久保貴弘)。


撮影:久保貴弘


鯨井謙太郒|Kentaro Kujirai
オイリュトミスト、ダンサー
仙台市生まれ。10代の頃は暴走族に入り風俗業を営む傍ら、日々詩作に耽る。2002年に上京し、笠井叡に師事する。オイリュトミーシューレ天使館第三期生。『ハヤサスラヒメ』『蝶たちのコロナ』など、天使館の国内外の公演に多数出演。2010年より、CORVUS(鯨井謙太郒+定方まこと)として、東京・仙台を中心にユニット活動を開始。また近年はソロとして、詩人、画家、音楽家とのコラボレーションなど、ジャンルを超えた活動を展開している。

Photo: Takahiro Kubo

藤田陽介|Yosuke Fujita
音楽家
2009年、空想を具現化した完全自作のパイプオルガンを製作。その自作パイプオルガンと声を主軸に、ときに朗読や演劇的なアプローチなど、パフォーマティブな要素も織り込んだ形で音楽を展開する。倍音唱法・ホーメイや、イヌイットの喉交換遊び・カタジャックなど、世界中のプリミティブな歌唱法を取り入れながら、独自の声を発する。
http://fujita-yosuke.moo.jp

鮫島圭代|Tamayo Samejima
水墨画家・美術ライター
学習院大学美学美術史学卒。大学1年時に禅僧・可翁の水墨画に魅了され、88歳の水墨画家・目黒巣雨に入門。セツ・モードセミナーでデッサンを学ぶ。ロンドンの美大に留学。渡英して間もなくライブペイント中にスカウトされ、h.p.france、tomorrowlandなどで水墨画を描いた洋服、着物を展開。2012年ドイツ、2013年アメリカで個展。現地のダンサー、音楽家とコラボ。また、美術館の音声ガイド、コラムの執筆、翻訳を通じて、常に新しい芸術に出会う日々。
http://www.tamayosamejima.com/

大倉摩矢子|Mayako Okura
舞踏家
1977年岡山市生まれ。1999-2014年、舞踏家大森政秀(天狼星堂主宰)に師事し、天狼星堂舞踏公演に出演。2001年よりソロ活動も開始、劇場の他に野外、美容室、美術館等で踊る。2004年、第35回舞踊批評家協会賞新人賞を受賞。近年ではワークショップ講師、様々な分野の表現者とのトークやライブパフォーマンス等でも活躍している。
http://mayakoookura.com

photo: Takahiro Kubo

Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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