Whenever Wherever Festival 2021

病める舞姫をテクストに、ヒジカタ meets スパイラル

Photo:
光岡幸一(上左)
Hajime Kato©︎Spiral /
Wacoal Art Center(上右)
阪中隆文(下)

振付・出演:前後(神村恵+高嶋晋一)、久保田舞、坂藤加菜
キュレーター:西村未奈

日時:12.23 Thu 16:30−18:30
会場:スパイラルホール


土方巽『病める舞姫』のテクストを基に、3組のアーティストが独自の解釈でパフォーマンスを展開するプログラム。2011年のWWFesから毎回継続されている定番プログラム。上演後、各アーティストによるアプローチやプロセスをシェアするトークを予定。舞踏の創始者、土方巽(1928-86)のテクストと基に、言語感覚・イメージと身体表現との関係、辺境における身体の風景への考察などをそれぞれの解釈で浮かび上がらせる。


前後(神村恵+高嶋晋一)|Zen-go (Megumi Kamimura+Shinichi Takashima)
パフォーマンス・ユニット
2011年、ダンサー・振付家の神村恵と美術家の高嶋晋一により結成されたパフォーマンス・ユニット。身体の物質性とそれを把握する際の観念性との関係を問題の主軸にすえ、ダンスと美術双方にまたがる作品を制作・発表している。これまでの上演作品に、《ポジション・ダウトフル》(2011、blanClass、横浜)、《把っ手》(2012、Art Center Ongoing、東京)、《exonym/endonym》(2013、Brooklyn International Performance Art Festival、ニューヨーク)、《質す[ただ-す]》(2013、Whenever Wherever Festival、東京)、《subjunctive mood lesson (仮定法のレッスン) vol.2》(2020、teratotera祭り、東京)などがある。

Photo: Takafumi Sakanaka

久保田舞|Mai Kubota
ダンサー
1995年生まれ。埼玉県立芸術総合高校にて舞台芸術を学び、17歳でNYでの短期研修へ参加。大東文化大学スポーツ科学科入学後モダンダンス部に所属。卒業後は作品制作・上演を国内外で行い、シンガポールでは現地アーティストとの共同作品制作をレジデンスを経て2年連続で取り組んだ。近年はオペラへのダンサー出演やミュージカル振付アシスタント、他ジャンルアーティストとのコラボレーション、在住する川越市にて野外パフォーマンス企画やリサーチに取り組む。

Photo: Takashi Kanai

坂藤加菜|Kana Sakato
ダンサー
1993年東京うまれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。身体を用いた作品の発表、音楽家の演奏に交ざる踊り子、映像作品への出演、横須賀 飯島商店の催し「となりあう身」主催。パフォーミングアーツコレクティブ〈バストリオ〉、バンド〈山二つ〉メンバー。

Photo: 光岡幸一

Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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