Whenever Wherever Festival 2021

大気の入り江

Photo: Akihide Saito

メンバー:杉本格朗、瀬藤康嗣、三浦秀彦
アカンパニスト:難波祐子
キュレーター:西村未奈

日時:12.24 Fri[1]10:00−11:10[2]11:30−12:40
会場:スパイラルホール


漢方家、サウンドアーティスト、デザイナーにより構成されるコレクティブが提案する五感を使って茶会のように体験するインスタレーション。これまで、民家や野外、バーチャル空間などで行われてきている。青山スパイラルホールバージョンでは、都市と自己の深層意識に出会う空洞での闇の茶事が執り行われる。1セッション6名限定で、密やかに行われる参加型インスタレーション。

大気の入り江
https://taiki-no-irie.com

申込方法
- 事前予約制(Peatix)。別途要チケット。
- 申込締切:12月20日(月)正午。
- 各回定員:6名
- 1セッション:70分

※10:00の回は、ご予約の方へ個別に入場方法をご案内いたします(本プログラムのみ10:00よりご参加可能です)。


杉本格朗|Kakuro Sugimoto
漢方家
1982年生まれ。大学では染織や現代美術を学び、2008年に実家の杉本薬局に入社。2021年にはeatrip soil(神宮前)内に「杉本漢方堂 Soil」を設立。 漢方の伝統的な理論や奥深さに触れ、日々の漢方相談を主軸に、生薬の薬効、色、香りを研究し、漢方の視点から暮らしを豊かにする活動をライフワークとしている。坂本龍一氏主宰のイベント「健康音楽」やJAPAN HOUSE LONDONなど国内外でもワークショップや講演などを開催している。漢方監修:G20大阪サミット「配偶者プログラム」、温泉宿「SOKI ATAMI」 ほか。著書:『こころ漢方』(山と渓谷社)。

瀬藤康嗣|Kohji Setoh
サウンドアーティスト
慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻を卒業後、同大学湘南藤沢キャンパス(SFC)大学院でコンピュータミュージックとメディアアート制作を学ぶ。NYのコンテンポラリーダンスシーンに関わりながら数多くのダンサーに楽曲を提供しているほか、映像・博物館・美術館展示のサウンドデザインなど、音を媒介とした活動を国内外で行なっている。近年は、生きた植物そのものが楽器やスピーカーになる作品を制作し、土と植物と人との関わりを音を通して体感できる作品を制作している。NPO法人ルートカルチャー理事長。フェリス女学院大学音楽学部准教授。

三浦秀彦|Hidehiko Miura
デザイナー
Cloud Design代表。1966年岩手県生まれ。ヤマハ株式会社デザイン研究所勤務後、1997年渡英、ロイヤル・カレッジオブアート(RCA)でロン・アラッドやアンソニー・ダンに学ぶ。2000年Cloud Design(クラウドデザイン)設立。家具、プロダクト、空間、グラフィック等のデザインの実践と実験を行っている。また、地形や大気、聴くことを軸に身体で関れるインスタレーション作品の制作を続けている。

難波祐子|Sachiko Namba
キュレーター
東京都現代美術館学芸員を経て、国内外で現代美術の展覧会企画に関わる。企画した主な展覧会に「こどものにわ」(東京都現代美術館、2010)、「坂本龍一:观音听时|Ryuichi Sakamoto: seeing sound, hearing time」(M WOODS HUTONG|木木艺术社区、北京、2021)。著書に『現代美術キュレーターという仕事』、『現代美術キュレーター・ハンドブック』(ともに青弓社)など。「大気の入り江」に2018年秋頃からアカンパニスト(伴奏者/伴走者)として緩やかに参加中。

Photo: Kenichi Aikawa

Photo: Photo:Body Arts Laboratory

背景画像を表示