Whenever Wherever Festival 2021

よしさん巣鴨駐在室@7days

Photo:
Yusuke Suzuki

駐在:渡辺好博、都田かほ、松本奈々子、宮脇有紀、山野邉明香
キュレーター:山崎広太

日時:12.24 Fri 10:00−16:00
会場:7days 巣鴨店


絶えず多くの人々とコミュニケーションすることを本業として活動している渡辺好博「東京サーカス団長」を中心に行われる、巣鴨でのリサーチ。

巣鴨商店街の玩具屋さんのおじさん、お寺相談所のマダム、食堂のおばさんとの会話からから得たヒントは、みんな、自身の言葉や表現を伝えるためのコミュニケーションの場所を求めているということ。外からきたアーティストが自分の視点を伝えるというよりは地元の人の言葉を聴きながら自然発生的に人々が繋がっていくようなそんな瞬間が見付かればと思っています。今回は谷根千地域商店街でもお馴染み、ちょんまげ姿がトレードマークのヨシさんが、巣鴨地蔵通り商店街で人々との束の間の交流を、リサーチメンバーと共に試みます。是非、よしさんとお話しながら、一緒に街ブラ体験してみませんか? 今まで気付かなかった新たな商店街の魅力や何気ない日常の風景に隠されたストーリーに出会えるに違いありません。


渡辺好博|Yoshihiro Watanabe
パフォーマー
俳優、パフォーマンス・アーティスト。長崎出身、東京在住。18歳で渡米。カリフォルニア州ハンボルト州立大学卒。演劇、映画製作、歌、ダンスを学ぶ。2006年にお笑いパフォーマンスグループ「東京サーカス」を設立。世界平和を目指し「笑顔を世界に」をテーマにただ格好悪い事を一生懸命やりたいと、路上で「あなたの笑顔は美しい」というメッセージを持ちながらの腰振りダンスを考案。2013年、大学時代に人生の意味を教えてくれた恩師の妻レベッカさんの追悼のため、アメリカ大陸6000キロ、日本全国8000キロを踏破。2021年ドキュメンタリー映画《命の絆プロジェクト》完成。

都田かほ|Kaho Toda
Socially Engaged Artist
人々の住む家についての記憶の交換と介入により架空の家を立ち上げる対話型アートプロジェクト「あつまれみんなの家」主宰。東京都出身。3歳でバレエ、13歳で人形劇を開始し、数年のブランクを経て2014年より舞台活動を再開。井手茂太、北尾亘、黒田育世、中村蓉、藤田善宏等の作品に出演。ワークショップファシリテーターとして医療・福祉施設や文化施設の市民参加アートプロジェクトでも活動中。2019年より山崎広太のサイトスペシフィック・ダンスプロジェクトメンバー。

松本奈々子|Nanako Matsumoto
ダンス
パフォーマンス・ユニット「チーム・チープロ」メンバーとして、ダンスとテクストを軸にパフォーマンス作品を制作・出演。近年の主な発表に、《皇居ランニングマン》(STスポット「ラボ20#22」参加作品、2019-2020)、《京都イマジナリー・ワルツ》(THEATRE E9 KYOTO「KYOTO EXPERIMENT 2021 AUTUMN」参加作品、2021)など。
そのほか、BICプロジェクト参加アーティストとGlocalみたかとの「Hajimemashite dance workshop」(2020-2021)、「地球の踊りかた」(2021-)のコーディネート。

Photo: 前澤秀登

宮脇有紀|Yuki Miyawaki
ダンサー・振付家
幼少時よりバレエを始める。16歳でオーストラリアにバレエ留学。帰国後、日本女子体育大学に入学。“社会におけるダンスの価値”を探すため“まず社会を知る”という安易な考えで、IT企業に就職するが創作への探究心を抑えられず、国内ダンス留学@神戸6期に参加、《Accord》を発表。2016年よりソロ作品創作を開始。2021年8月「ダンス現在」vol.26にて《ゆるし色の緒》を天使館で発表、“心踊るカラダ”を作品創作で大切にしている。その他、三浦宏之、岩渕貞太、太田ゆかり、笠井瑞丈等の作品に出演。

Photo: 笠井禮示

山野邉明香|Asuka Yamanobe
ダンサー
静岡県生まれ、横浜市出身。多摩美術大学美術学部芸術学科修了。大学在学中にコンテンポラリーダンスに出会う。2013−2017年、黒沢美香&ダンサーズとして活動。黒沢作品にダンサーとして出演する他、メンバーと共同で振付した作品を発表する。文化庁・NPO法人DANCE BOX主催国内ダンス留学@神戸5期生。近年はフリーのダンサーとして様々な振付家の作品に出演する他、映像作品の出演や自身の小作品の発表を通じて表現を模索している。

Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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