Whenever Wherever Festival 2010

スタジオラボ

公開リハーサル

6/20[日]20:00-21:45|無料|森下スタジオ Bスタジオ

ショーケース

7/6[火]19:30-|700円|アサヒ・アートスクエア
※終演後キュレーターを交えたトークあり


振付家:北尾亘・吉田拓・岡本優
キュレーター:笠井叡

振付家:寺田未来
キュレーター:矢内原美邦

2名のキュレーター(振付家)にそれぞれ選ばれた新人振付家が、100時間のリハーサルと制作費10万円を与えられ、作品を制作し公演する。制作期間中最低1回はオープンリハーサルを設け、他のアーティストや訪れた人と意見交換することで、より強固な作品づくりを行なう。このプログラムは、キュレーターと新人振付家の信頼関係に基づき、世代間を超えたコミュニティ・ダンスのモデルとして成り立っている。2009年に続き2度目の実施となる。


《蟻》
振付・構成・出演:北尾亘・吉田拓・岡本優

《むごん》
振付・出演:寺田未来
出演:稲毛礼子、小山衣美


北尾亘|Wataru Kitao
桜美林大学卒、現在23歳。幼少期から子役として多数の舞台に出演、舞台芸術に囲まれて育つ。大学入学後は木佐貫邦子に指導を受けダンスに魅了され、学内での公演に毎年出演。その他にも近藤良平作品・演劇にて鐘下辰男作品に出演し、ダンスと演劇を行き来する。また在学中にソロ・グループでのダンス作品を創作。舞台版《嫌われ松子の一生》をはじめ、演劇やミュージカルの振付も手掛ける。

吉田拓|Taku Yoshida
1988年兵庫県西宮市生まれ。現在、桜美林大学総合文化学群演劇専修4年生。大学入学後に演劇、そしてコンテンポラリーダンスと出会う。これまで主にOPAP(桜美林大学パフォーミングアーツプログラム)において坂口芳貞、木佐貫邦子、近藤良平の作品に出演。

岡本優|Yu Okamoto
1988年東京生まれ。3歳よりクラシックバレエを堀本卓也に師事。以降助手であった志田原京のもと多数コンクール出場。他ジャンルのダンスにも触れ、芸能活動も経験。現在、桜美林大学総合文化学群演劇専修4年。木佐貫邦子のもとでコンテンポラリーダンスを学んでいる。宣伝美術・舞台美術も行なう。

笠井叡|Akira Kasai
1960年代に若くして土方巽、大野一雄等と親交を深め、東京を中心に、数多くのソロ舞踏公演を行なう。70年代に天使館を主宰し、多くの舞踏家を育成する。79-85年ドイツ留学。R・シュタイナーの人智学、オイリュトミーを研究。帰国後、94年に舞台に復帰。舞踏、コンテンポラリーダンスの垣根を越え、国内外で多数共演や振付を行なう。著書に『天使論』『神々の黄昏』『聖霊舞踏』。第一回、第八回舞踊批評家協会賞、第一回ダンスワーク舞踊賞、第二十九回ニムラ舞踊賞受賞。

寺田未来|Mina Terada
ダンスを平田あけみ・藤田裕美・勝部ちこ・野和田恵理花・長谷川恵子・平田恵子に師事。これまでコンタクトインプログループ「C.I.co」や「カブダリベラ」の活動に参加。「胴体トレーニング」の指導員として活動。役者として「東京タンバリン」「指輪ホテル」「はえぎわ」「ピンズ・ログ」等小劇場劇団へ多数参加。自身の振付作品も多数公演し、自主企画も展開している。「CONNECT Vol.2」にて優秀賞を受賞。最近では矢内原美邦の企画公演や「金魚(鈴木ユキオ)」の作品に参加。

稲毛礼子|Reiko Inage
桐朋学園大学演劇科卒。指輪ホテル、ニブロール、五反田団、ハイバイなど、多岐にわたる舞台表現の場で活動。あらゆる表現方法にマッチさせる柔軟な身体感覚には定評がある。

小山衣美|Emi Oyama
広島県出身。18歳で上京しコンテンポラリーダンスとクラシックバレエを始める。長い下積みを経て最近はニブロールにて活躍。

矢内原美邦|Mikuni Yanaihara
振付家/劇作家/演出家。高校生のときからダンスを始め、大阪体育大学舞踊学科を卒業後ブラジル研修をへて帰国。その後映画製作を学ぶ。1997年、代表兼振付家としてニブロールを結成。05年ソロ活動ミクニヤナイハラプロジェクトを始動劇作・演出を手がける。平行してoff-nibroll名義で映像作家の高橋啓祐とともに活動。国内外、また美術館などでの上演多数。榎本了壱アート賞、ナショナル協議員賞、第一回日本ダンスフォーラム賞、森美術館会員特別賞受賞。

Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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