|オンライン|リロケーション座談会
きたまり|鈴木ユキオ|手塚夏子|福留麻里

日時:2023年2月5日(日)20:00−22:30
会場:オンライン

トークメンバー:
きたまり
鈴木ユキオ
手塚夏子
福留麻里(モデレーター)
Aokid(モデレーター補)
キュレーター:西村未奈

視聴無料(ドネーション受付あり)

※この動画配信ではUDトークによる同時字幕をご利用頂けます。[UDトーク字幕アプリの使い方]
字幕配信対応:文織工房


パンデミックが後押しとなって新しいライフスタイル、創作環境、発表方法の開拓がより現実味を帯びたアーティストも多いのではないでしょうか?ダンスにおいてリハーサル場所の確保は、活動を続けていく上で死活問題。例えば、環境の良い地域に、居住地、兼スタジオを構えることでより有機的に生活と創作活動がつながっていくことは理想的に見えるけれど、そういうライフスタイルと自分は相性がよくないってこともあるかもしれない。遠隔での仕事がニューノーマルになり、中心の多元化が加速し続ける今、誰とどのようにつながってどのような生き方を選択していくのか?

地方に拠点を移しつつ活動を続けるアーティストの方に、普段の生活の様子をお聞きし、創作のための環境づくり、地方から発信する可能性などなど座談して頂くオンライントーク プログラム。


design by Takashi Tsuji

きたまりKitamari
振付家、ダンサー。 2003年よりダンスカンパニーKIKIKIKIKIKI主宰。以後、古今東西あらゆる素材からダンスを創作、京都を拠点に国内外で多くの作品を上演。2016年マーラー全交響曲を振付するプロジェクトを開始し、2作目『夜の歌』で文化庁芸術祭新人賞(2016年度)を受賞。2021年、劇作家・太田省吾の戯曲『老花夜想/ノクターン』『棲家』を原作にし、ダンス×音楽の創作に挑むなど、ジャンルを越境した多岐にわたる活動を展開している。2022年夏から札幌在住。https://ki6dance.jimdo.com

©︎MILLA

鈴木ユキオYukio Suzuki
「YUKIO SUZUKI Projects」代表/振付家・ダンサー。アスベスト館にて舞踏を始め、2000年より自身の創作活動を開始。世界50都市を超える地域で活動を展開し、しなやかで繊細に、かつ空間からはみだすような強靭な身体・ダンスは、多くの観客を魅了している。MV出演やモデル活動、ミュージシャンとの共同制作、子供ダンス作品の振付や、障害のある方へのワークショップなど、身体と感覚を自由に開放し、個性や感性を刺激する表現を生み出す活動を幅広く展開している。 2008年トヨタコレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞(グランプリ)」受賞。2012年フランス・パリ市立劇場「Danse Elargie」で10組のファイナリストに選ばれた。 www.suzu3.com

手塚夏子Natsuko Tezuka
ダンサー/振付家。横浜生まれ。1996 年より、マイムからダンスへと以降しつつ既成のテクニックではないスタイルの試行錯誤をテーマに活動を続ける。2001 年より自身の体を観察する『私的解剖実験シリーズ』始動。同年、私的な実験の小さな成果が「私的解剖実験 -2」に結晶。体の観察から関わりの観察を経て、社会、世界で起きる様々なことを観察するべく実験的な試みを行う。’13年、関東から福岡県へ活動拠点を移行。’18年10月にKyoto Experimentにて「点にダイブする」を上演。’18年4月から’21年6月までベルリンでダンス活動をしていたが、現在は福岡を中心に活動している。

福留麻里Mari Fukutome
ダンサー・振付家。ダンスのはじまりや、ダンスになる手前にある可能性を探り、いくつものやりとりから生まれる感覚や考えや動きを見つめながら、様々な場や状況、人と共に踊っている。最新作は、小さな記憶や物語の宿る媒体としての10秒前後の振付を採集し、思い出し忘れ変化し続ける作品「まとまらない身体と」。2019年より、毎日をからだで遊ぶための言葉のレシピプロジェクト「ひみつのからだレシピ」(BONUS木村覚との共同企画)をスタート。2020-2021年度セゾン・フェローⅠ。2020年より山口県在住。

Aokid

Aokidアオキッド
ブレイクダンスをルーツに持ち東京造形大学在学中よりダンスにおけるインプロビゼーションを起点とし、言葉や音楽、ドローイング、イベントといった方法へとその手法を拡張。舞台や紙上、あるいは都市へとスケールを変形させながら活動を展開する。『Aokid city』(2012~)、『どうぶつえん』(2016~)、『ストリートリバー&ビール』(2019~)などのプロジェクトを展開。

西村未奈|Mina Nishimura
山崎広太に師事する一方、禅思想の影響を受けながら自身の作家活動を展開する舞踊家、ダンスアーティスト。米ダンスマガジンベストパフォーマンス賞(2017)、米現代芸術財団賞 (2019)。Danspace Projectレジデンスアーティスト(2021-22)。近年の発表作品に「みんなで消えてみること」(2021)、「森の地図を描きながらエクソシストの反対語を探すこと」(2022)、「たとえば、『未来からきた。』とゆってみること」(2022)。米ベニントン大学MFAフェローを経て、2021年より同大学、専任講師。

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