生活者としてのアーティスト
穴山香菜|白井愛咲|長沼航|松本奈々子|宮脇有紀|米澤一平|呉宮百合香

日時:2023年2月12日(日)13:00−14:30
会場:SHIBAURA HOUSE
トーク:
穴山香菜
白井愛咲
長沼航
松本奈々子
宮脇有紀
米澤一平
呉宮百合香(モデレーター)

チケット:Peatix(要事前購入)※下記は一般料金。港区・U24/O65割引あり。

  • 2/12(日)|1日券3,000円|半日券(前半)2,000円
  • SHIBAURA HOUSE 2日セット券5,000円・3日セット券7,000円

パンディミック以降、リモートワークが一般的になり、何か生活パターンに変化が生じてきたように思います。会社に行かないことで自身の時間をよりフレキシブルに作ることができ、その時間でリハーサルを行うなど、アーティスト活動と副業の両立がしやすくなったのではないかと感じています。ダンスのみでの生活は非常に難しく、ほとんどのダンスアーティストは副業との兼業で行っているのではと察します。このトークでは、リモートワーク、学業、または副業と、アーティスト活動を両立して生活しているアーティストが、自身の経験や、アドバイスなどを互いにシェアするトークプログラム。


Photo: André van Rensburg

穴山香菜|Kana Anayama
青森県弘前市出身。クラシックバレエを青山洋子に師事。上京後は様々なダンスを習得し、舞台やメディア関連のワークを展開。これまでに、夏木マリ、石山雄三/A.P.I.、山崎広太 などの作品に参加。BeiC(劇場外での都市空間・生活空間におけるダンスパフォーマンスの可能性を探るプロジェクト)メンバー。
https://www.instagram.com/kanaanayama/

白井愛咲|Aisa Shirai
ダンサー・振付家。1987年生まれ。神奈川県在住。立教大学現代心理学部映像身体学科卒。現在は主に2人組ダンスユニット「アグネス吉井」として、街を歩き、外で踊り、短い動画をSNSに投稿している。個人の活動としては過去に神村恵作品、かえるPなどに出演。2016年にソロ作品『コンテナ』で「ダンスがみたい!新人シリーズ14」新人賞を受賞。2017年に振付作品『名称未設定』を発表。
https://aisa.site/

長沼航Wataru Naganuma
俳優。1998年生まれ。散策者とヌトミックの2つの劇団に所属しつつ、俳優の立場から演劇やダンスなど舞台芸術の創作・上演に幅広く関わっている。また、演劇/演技の創作過程についての論考やエッセイの執筆も重ねて行っている。2023年はインタビューをたくさんしたい、小粒でもピリリと辛い文章が書きたい、お金がほしい。最近の出演作に、ヌトミック『SUPERHUMAN 2022』(2022)『ぼんやりブルース』(2021/22)、山口茜『穴』(2022)など。

松本奈々子Nanako Matsumoto
2013年にパフォーマンスユニット「チーム・チープロ」を結成、身体と身振りの批評性をテーマに東京を拠点に活動をはじめる。近年は「踊り」に注目し、フィールド調査や文献調査をもとに執筆するテクストの朗読と踊りを織り交ぜたリサーチ・ダンスを実践している。これまでの作品に《皇居ランニングマン》(2019,2020)、《京都イマジナリー・ワルツ》(2021)、《女人四股ダンス》(2022)。個人名義の活動として、出演や執筆の他、小学生ダンスWS《地球の踊りかた♪》(2021-) のコーディネートを担当。京都では「あ、あのたぬきのひと」と度々呼ばれます。

photo by Hideto Maezawa

宮脇有紀|Yuki Miyawaki
幼少時よりバレエを始める。16歳でオーストラリアにバレエ留学。帰国後、日本女子体育大学に入学。 “社会におけるダンスの価値” を探すため “まず社会を知る”という安易な考えで、IT企業に就職するが創作への探究心を抑えられず、国内ダンス留学@神戸6期に参加。2018年よりソロ作品創作を開始。今年度、自身初の単独ソロ公演「光彩陸離」を発表。 “心踊るカラダ” を作品創作で大切にしている。その他、山崎広太、三浦宏之、岩渕貞太、太田ゆかり、笠井瑞丈、鈴木ユキオ等の作品に出演。
https://www.yukimiyawaki.com/

米澤一平Ippei Yonezawa
1989年東京都出身。TAPDANCEの音や音を扱う身体の技術をベースにパフォーマー/音楽家/企画者/教育者/セッションアーティストとしてマルチに活動。「未知の体験に遭遇する場」をコンセプトに、2017年よりライブハウスや劇場ではない新たなスペースを活用する。多様なジャンルの身体表現者や音楽家、アーティストとの即興を用いたライブコラボレーションが生み出すエネルギーから演者/鑑賞者の感覚拡張や新たな表現/対話の可能性と創作を試みれる場として、様々な表現者との実験企画、領域横断の発表の場を創作する。

呉宮百合香Yurika Kuremiya
1991年生まれ。フランス政府給費留学生として渡仏し、パリ第8大学(芸術学)と早稲田大学(文学)で修士号を取得。日本学術振興会特別研究員を経て、早稲田大学文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在はダンスを中心に、現代舞台芸術の研究と現場の境界で活動。国内外の媒体に公演評や論考を執筆するほか、ダンスフェスティバルや公演の企画制作、作品のクリエーション等にも多数携わる。最近参加した企画に、川口隆夫『バラ色ダンス 純粋性愛批判』、新人Hソケリッサ!「路上の身体祭典H!」、CORVUS「WORLD’S END UNDERGROUND」、蕊「osmosism」など。

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