旧ノグチ・ルーム

日時:2023年
1月14日(土)16:00−17:30
1月15日(日)16:00−17:30
会場:慶応義塾大学三田キャンパス旧ノグチ・ルーム
台本・振付:山崎広太
振付コラボレーション・出演:Aokid、穴山香菜、鶴家一仁、宮脇有紀、松本奈々子、山中芽衣、山野邉明香、山崎広太

チケット:Peatix(要事前購入)※下記は一般料金。港区・U24/O65割引あり。

  • 1/14(土)2,500円|1/15(日)2,500円

対話について

私は、この空間を初めて来たときに何かシンパシーを感じ、この空間でダンス・アーティストととして言葉を通した作品を作りたいと思った。イサム・ノグチの父であり、詩人であるヨネ・ノグチ、イサム・ノグチの妹であるダンサーのアイレス・ギルモア。ここの空間での言葉と身体が交差する必然性を感じている。かつて解体される前の空間(新萬来舎)、そしてこの地域の歴史を照らし合わせながら、現在の生きた空間として蘇らせるリレーショナルなパフォーマンス作品。

ノグチルーム……かつて谷口吉郎とイサム・ノグチの共同設計により誕生したノグチ・ルームは、三田山上に集う学生たちと教師が語らうことのできる談話の場であった。南館新築に伴う第二研究室解体という事態を受けて、庭へ広がる空間を伴った地上の談話室は、2005年南館3階ルーフ・テラスという全く異なった立地に、建築家隈研吾、景観設計家ミシェル・デヴィーニュの手を経て新しい形で移築された。

トライアングル・プロジェクトについて
固有の特徴をもつ3点の場所(いずれも東京都港区の、旧ノグチ・ルーム、東京タワー、有栖川宮記念公園)を選び、それぞれの場所の歴史を踏まえて、身体を通して触発された言葉、ストーリーをつむぎだしパフォーマンスする。そして3点の場所の関係を想像的につなぎ合わせて、それぞれの地の過去を思い、現在の記憶を未来へと繋ぐ、架空の地図をマッピングする飛ぶ身体。

共催:慶應義塾大学アート・センター


Aokid
by ShinichiroIshihara

Aokid
ダンサー/アーティスト。1988年東京生まれ。中学生の頃よりブレイクダンスを始める。2010年東京造形大学映画専攻卒業。大学在学中よりダンスにおけるインプロビゼーションから出発し、音楽やドローイングといった方法へとその手法を拡張。舞台や紙上に留まらず都市へと活動を展開している。また他分野のアーティストとの共同制作を重ねる。
『Aokid city』(2012~)、『どうぶつえん』(2016~)、『ストリートリバー&ビール』(2019~)などのプロジェクトを展開。横浜ダンスコレクションコンペティション1審査員賞受賞(2016)、第12回1_WALLグラフィックグランプリ受賞(2015)。

Photo: André van Rensburg

穴山香菜|Kana Anayama
青森県弘前市出身。クラシックバレエを青山洋子に師事。上京後は様々なダンスを習得し、舞台やメディア関連のワークを展開。これまでに、夏木マリ、石山雄三/A.P.I.、山崎広太 などの作品に参加。BeiC(劇場外での都市空間・生活空間におけるダンスパフォーマンスの可能性を探るプロジェクト)メンバー。
https://www.instagram.com/kanaanayama/

鶴家一仁|Kazuhito Tsuruga
英国Rambert school of Ballet and Contemporary dance卒。同校在学中にKerry NichollsやMark Baldwinなどの作品で主要な役を踊る。卒業後Pichet Klunchun演出「Toky Toki Saru」や扇田拓也演出「エリサと白鳥の王子たち」、小池博史演出「Fools on the Hill」、Will Tuckett演出「ピサロ」、山崎広太、Antibodies Collective、倉田翠、石井則仁、スズキ拓朗等の作品に出演。また、ロンドンでTimeout誌に取り上げられたGingerline による「The Grand Expedition」にてオリジナルキャストを務める。2016年本牧アートプロジェクトレジデンスアーティスト。

photo by Hideto Maezawa

宮脇有紀|Yuki Miyawaki
幼少時よりバレエを始める。16歳でオーストラリアにバレエ留学。帰国後、日本女子体育大学に入学。 “社会におけるダンスの価値” を探すため “まず社会を知る”という安易な考えで、IT企業に就職するが創作への探究心を抑えられず、国内ダンス留学@神戸6期に参加。2018年よりソロ作品創作を開始。今年度、自身初の単独ソロ公演「光彩陸離」を発表。 “心踊るカラダ” を作品創作で大切にしている。その他、山崎広太、三浦宏之、岩渕貞太、太田ゆかり、笠井瑞丈、鈴木ユキオ等の作品に出演。
https://www.yukimiyawaki.com/

松本奈々子|Nanako Matsumoto
2013年にパフォーマンスユニット「チーム・チープロ」を結成、身体と身振りの批評性をテーマに東京を拠点に活動をはじめる。近年は「踊り」に注目し、フィールド調査や文献調査をもとに執筆するテクストの朗読と踊りを織り交ぜたリサーチ・ダンスを実践している。これまでの作品に《皇居ランニングマン》(2019,2020)、《京都イマジナリー・ワルツ》(2021)、《女人四股ダンス》(2022)。個人名義の活動として、出演や執筆の他、小学生ダンスWS《地球の踊りかた♪》(2021-) のコーディネートを担当。京都では「あ、あのたぬきのひと」と度々呼ばれます。

山中芽衣|Mei Yamanaka
6歳からクラシックバレエ、16歳の時にヒップホップを始める。ヒップホップを学びに高校三年生の時に初めて、渡米。高校卒業後、再び渡米、コンテンポラリーダンスを学ぶ。12年間、ニューヨークを拠点にダンサー、振付家として活動。2020年に日本に帰国してからは、自身の制作活動も行いながら、武元賀寿子、山崎広太などの作品に出演。2018年秋から、ほぼ毎日色々なところで即興で踊り、SNSを通して配信している。自分の表現や活動が、少しでも世の中をよくするエネルギーとなっていることを願って、踊っている。

山野邉明香|Asuka Yamanobe
静岡生まれ、横浜育ち。多摩美術大学美術学部芸術学科修了。大学在学中にコンテンポラリーダンスに出会う。年、黒沢美香&ダンサーズとして活動。黒沢作品にダンサーとして出演する他、メンバーと共同で振付した作品を発表する。文化庁・NPO法人DANCE BOX主催国内ダンス留学@神戸5期生。近年はフリーのダンサーとして様々な振付家の作品に出演する他、映像作品の出演や自身の小作品の発表を通じて表現を模索している。

photo by Baranova

山崎広太Kota Yamazaki
笠井叡に師事。2007年にニューヨーク・パフォーマンス・アワード(ベッシー賞)受賞。2012、2015年ニューイングランド財団より助成。2013年現代芸術財団アワード、2017年ニューヨーク芸術財団フェロー、2018年グッゲンハイム・フェローの各賞受賞。2021年ドリスデューク財団より助成。現在、一般社団法人ボディアーツラボラトリー主宰。ベニントン大学専任講師。Dance Base Yokohama ゲストアーティスト。
http://Kotayamazaki.com

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