東京タワー

日時:2023年1月21日(土)14:30−16:30
会場:東京タワー
振付・即興ストラクチャー:山崎広太、西村未奈
出演:Aokid、穴山香菜、鶴家一仁、松本奈々子、宮脇有紀、山中芽衣、山野邉明香、山崎広太

観覧無料(事前予約不要) ※雨天中止

・野外での客席なしでの上演のため、防寒対策の上、体調管理に充分注意してご鑑賞ください。
・パフォーマンスは定刻に開始・終了の予定です。


供養する

東京タワーの周りを一巡したときに何か負のエナジーを感じた。この一帯には墓地があり、東京タワーはその一部を壊して建てたらしい。ここでは供養、幽霊的なものとしてのパフォーマンスを考えます。

トライアングル・プロジェクト 
固有の特徴をもつ3点の場所を選び、それぞれの場所の歴史を踏まえて、身体を通して触発された言葉、ストーリーをつむぎだしパフォーマンスする。そして3点の場所の関係を想像的につなぎ合わせて、それぞれの地の過去を思い、現在の記憶を未来へと繋ぐ、架空の地図をマッピングする飛ぶ身体。


Aokid

Aokid|アオキッド
ブレイクダンスをルーツに持ち東京造形大学在学中よりダンスにおけるインプロビゼーションを起点とし、言葉や音楽、ドローイング、イベントといった方法へとその手法を拡張。舞台や紙上、あるいは都市へとスケールを変形させながら活動を展開する。『Aokid city』(2012~)、『どうぶつえん』(2016~)、『ストリートリバー&ビール』(2019~)などのプロジェクトを展開。

Photo: André van Rensburg

穴山香菜|Kana Anayama
青森県弘前市出身。クラシックバレエを青山洋子に師事。上京後は様々なダンスを習得し、舞台やメディア関連のワークを展開。これまでに、夏木マリ、石山雄三/A.P.I.、山崎広太 などの作品に参加。BeiC(劇場外での都市空間・生活空間におけるダンスパフォーマンスの可能性を探るプロジェクト)メンバー。
https://www.instagram.com/kanaanayama/

鶴家一仁|Kazuhito Tsuruga
英国Rambert school of Ballet and Contemporary dance卒。同校在学中にKerry NichollsやMark Baldwinなどの作品で主要な役を踊る。卒業後Pichet Klunchun演出「Toky Toki Saru」や扇田拓也演出「エリサと白鳥の王子たち」、小池博史演出「Fools on the Hill」、Will Tuckett演出「ピサロ」、山崎広太、Antibodies Collective、倉田翠、石井則仁、スズキ拓朗等の作品に出演。また、ロンドンでTimeout誌に取り上げられたGingerline による「The Grand Expedition」にてオリジナルキャストを務める。2016年本牧アートプロジェクトレジデンスアーティスト。

photo by Hideto Maezawa

宮脇有紀|Yuki Miyawaki
幼少時よりバレエを始める。16歳でオーストラリアにバレエ留学。帰国後、日本女子体育大学に入学。 “社会におけるダンスの価値” を探すため “まず社会を知る”という安易な考えで、IT企業に就職するが創作への探究心を抑えられず、国内ダンス留学@神戸6期に参加。2018年よりソロ作品創作を開始。今年度、自身初の単独ソロ公演「光彩陸離」を発表。 “心踊るカラダ” を作品創作で大切にしている。その他、山崎広太、三浦宏之、岩渕貞太、太田ゆかり、笠井瑞丈、鈴木ユキオ等の作品に出演。
https://www.yukimiyawaki.com/

松本奈々子|Nanako Matsumoto
2013年にパフォーマンスユニット「チーム・チープロ」を結成、身体と身振りの批評性をテーマに東京を拠点に活動をはじめる。近年は「踊り」に注目し、フィールド調査や文献調査をもとに執筆するテクストの朗読と踊りを織り交ぜたリサーチ・ダンスを実践している。これまでの作品に《皇居ランニングマン》(2019,2020)、《京都イマジナリー・ワルツ》(2021)、《女人四股ダンス》(2022)。個人名義の活動として、出演や執筆の他、小学生ダンスWS《地球の踊りかた♪》(2021-) のコーディネートを担当。京都では「あ、あのたぬきのひと」と度々呼ばれます。

山中芽衣|Mei Yamanaka
6歳からクラシックバレエ、16歳の時にヒップホップを始める。ヒップホップを学びに高校三年生の時に初めて、渡米。高校卒業後、再び渡米、コンテンポラリーダンスを学ぶ。12年間、ニューヨークを拠点にダンサー、振付家として活動。2020年に日本に帰国してからは、自身の制作活動も行いながら、武元賀寿子、山崎広太などの作品に出演。2018年秋から、ほぼ毎日色々なところで即興で踊り、SNSを通して配信している。自分の表現や活動が、少しでも世の中をよくするエネルギーとなっていることを願って、踊っている。

山野邉明香|Asuka Yamanobe
静岡生まれ、横浜育ち。多摩美術大学美術学部芸術学科修了。大学在学中にコンテンポラリーダンスに出会う。年、黒沢美香&ダンサーズとして活動。黒沢作品にダンサーとして出演する他、メンバーと共同で振付した作品を発表する。文化庁・NPO法人DANCE BOX主催国内ダンス留学@神戸5期生。近年はフリーのダンサーとして様々な振付家の作品に出演する他、映像作品の出演や自身の小作品の発表を通じて表現を模索している。

photo by Baranova

山崎広太|Kota Yamazaki
笠井叡に師事。2007年にニューヨーク・パフォーマンス・アワード(ベッシー賞)受賞。2012、2015年ニューイングランド財団より助成。2013年現代芸術財団アワード、2017年ニューヨーク芸術財団フェロー、2018年グッゲンハイム・フェローの各賞受賞。2021年ドリスデューク財団より助成。現在、一般社団法人ボディアーツラボラトリー主宰。ベニントン大学専任講師。Dance Base Yokohama ゲストアーティスト。
http://Kotayamazaki.com

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