Whenever Wherever Festival 2026
Whenever Wherever Festival 2026
オルタ“ナラティブ”と living space(s)
Photo by Satoshi Nishizawa

ディスカッション
写真家とは何をしている人たちなのか
──自分たちが何をしているのかを考える

2026年2月8日(日)

西澤諭志・金川晋吾・かんのさゆり

写真家が「写真」という言葉を発した時、実はそこに様々な排他的力学が働いていると思う。即ち、その写真家にとっての純粋な「写真」を成立させるために、不純とされる要素を写真でないとし、排除、または下位に位置付ける。それは例えば写真を説明するために添えられる言葉。あるいは「作品」にはならない家族アルバムの写真、レントゲンや宇宙望遠鏡によって生成された科学写真、SNSを通じて世界中の人々を惹きつけた写真等々。 何を周縁に追いやるかは写真家によって異なるとはいえ、「写真」に常時包括的な意味を持たせて用いることは極めて難しいのだ。
ということはつまり、写真家が誰かと写真について語っている間中、常にこの「写真」の定義を巡るディスコミュニケーションが生じているはずなのだ。
こんな摩擦を受け入れながら、写真家である自分たちがやっていることは一体何なのか、そもそものところから素朴に考えたり話したりしてみたい。(西澤諭志)

関連情報
プレトーク|第1回|
※ディスカッションのプレトークの音声記録を、Xでお聞きいただけます。

開催情報

ディスカッション:西澤諭志・金川晋吾・かんのさゆり
キュレーター:五月めい

■日時
2026年2月8日(日)15:30−18:00[2h30min]

■会場
SHIBAURA HOUSE 1F
東京都港区芝浦3-15-4

■料金
・一般|1日券 1,500円、2日セット券 2,000円
・割引|1日券 1,000円、2日セット券 1,500円
※本プログラムを含むイベント「living space(s)」の入場料となります。

■事前予約制
定員12名
※ご予約者には、お席をご用意いたします。ご予約以外の方でチケットをご購入の方も、ディスカッションにご参加いただけます(立ち見となる可能性がございますが、ご了承ください)。

■主催
一般社団法人ボディアーツラボラトリー

■助成
(公財)港区スポーツふれあい文化健康財団〔Kiss ポート財団〕、
アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成(単年助成)]芸術創造活動

■お問い合わせ
E-mail: wheneverwherever.2020@gmail.com
Tel:080-3574-0207(担当:岩中)

申込方法

申し込みフォーム
  • 参加ご希望の方は、フォームよりお申し込みください。
  • フォームでのご予約のほかに、別途「living scace(s)」チケットのご購入が必要です。
  • 応募者多数の場合、港区民を優先させていただきます。

プロフィール

Photo by Yoshiro Hatori

西澤諭志|Satoshi Nishizawa

写真家/映像作家。カメラで記録した身辺の映像から、細部の社会的、経済的な側面へも目を向けるための作品を発表。主な展覧会に、「西澤諭志 個展「1日外出券」」(YAU STUDIO、2025)「クリテリウム98 西澤諭志」(水戸芸術館現代美術センター、2022)、「Parrhesia #013 西澤諭志[普通]ふれあい・復興・発揚」(TAPギャラリー、2018)。近年は、国内外の実験的な映像作品を紹介する上映団体「Experimental film culture in Japan」、ブレヒトのフォト・エピグラム『戦争案内』 の翻訳刊行を目指す「『戦争案内』研究会」のメンバーとしても活動。

金川晋吾|Shingo Kanagawa

写真家。1981年京都府生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。主な著作、『father』(青幻舎、2016)、『長い間』(ナナルイ、2023)、『いなくなっていない父』(晶文社、2023)、『明るくていい部屋』(ふげん社、2024)、『祈り/長崎』(書肆九十九、2024)。近年の主な展覧会、2022年「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館、2024年「現在地のまなざし 日本の新進作家 vol.21」東京都写真美術館、「つくりかけラボ16 知らないうちにはじまっていて、いつ終わるのかわからない」千葉市美術館 、2025年「ある日」座間市役所。現在、国立国際美術館で開催中の「プラカードのために」に参加している。

かんのさゆり|Sayuri Kanno

写真家。宮城県出身、在住。東北芸術工科大学 情報デザイン学科 映像コース(現 映像学科) 卒業。2000年代初頭からデジタルカメラで制作をしている。近作では自身の暮らす地方の住宅地を中心に、暫定的で仮設的な風景を主なテーマとして撮影を続ける。2001年から自身のウェブサイトで継続的に写真を公開している「白い密集」http://sayurikanno.com
近年の主な展示:日本の新進作家 vol.21「現在地のまなざし」東京都写真美術館 2024年、T3 Photo Festival TOKYO 2022 など。