- education
- festival
10/19[土]18:00-
1,000円[予約]
会場:森下スタジオ C
出演:
栩秋太洋(ダンサー・俳優・演出家)
西村未奈(ダンサー/振付家)
舞踏の創始者、土方巽(1928-86)の著書『病める舞姫』をテキストに、言語感覚と身体表現との関係、辺境における身体の風景への考察などをそれぞれの解釈で浮かび上がらせる。『病める舞姫』をノーテーション(舞踊譜)にすることで、舞踏のメカニズムの可能を探る。
土方巽のテキスト『病める舞姫』を考察し、そこからインスパイアされた作品を上演する。秋田に生まれた土方が発見した、東北的なものの風景や条件とは何だったのか。その身体表現、あるいは言語的な感覚との関連を探り、辺境を身体から浮かび上がらせる。また、言葉と密接に結びついた舞踏のメソッドの成り立ちを、「病める舞姫」をノーテーションにすることで普遍的に捉える試み。
「言葉と身体」のテーマを引き継ぎながら、WWFes 2011から連続するプログラム。
栩秋太洋|Taiyo Tochiaki
ダンサー・俳優・演出家
taiyotochiaki & Co.主宰。1998-2009年「山海塾」ダンサー。体と町をフィールドにした調査・観察を創作の中心とし、表現の始まりにある身体感覚を捉えようと試みている。活動は多岐に渡り、ひとつのテーマを映像、造形、パフォーマンス、イベントなど、多様な切り口から弄ぶ。現在はノル・リサーチが進行中。
http://tochiakitaiyo.com/
西村未奈|Mina Nishimura
ダンサー/振付家
東京生まれ。NYを拠点に活動するダンサー/振付家。お茶の水女子大学舞踊教育学コース、カニンガムダンススクールを経て、山崎広太、チュウマヨシコ、David Gordon、Neil Greenberg、DD Dorvillier、RoseAnne Spradlin、Trajal Harrell などの公演、ツアーに参加。また、《ねじまき鳥クロニクル》(演出:Stephen Earnharst)などをはじめとする、演劇、オペラ、映像作品への参加も行う。2008—09年にかけて、インパルスタンツフェスティバル(ウィーン)のdanceWebプログラム、dunaPart(ブダペスト)に招聘され研修。自身の振付作品は、NYの劇場を中心に発表してきている。2013年5月月NYに行われたMovement Research Spring Festivalではキュレーターを務める。2013-14年、Chez Bushwick(ブルックリン)と、Movement Research(ニューヨーク)のレジデンス・アーティストに選ばれ、現在、新作を制作中。ベニントン大学非常勤講師、フェリス女子学院ゲスト講師。
Photo: Photo:Body Arts Laboratory