Whenever Wherever Festival 2018

コンペティション|演劇のデザイン


小林毅大


飛田ニケ+瀧腰教寛


キュイ

右:内野儀、左:村社祐太朗 


実践内容

作品の上演と、その作品に関する議論をひとつなぎに行う。作品を言葉にすることと、観劇体験を言葉にすることに意識的に取り組むことで、「思考」と「感覚」を整理するのがねらい。「感覚」は疑ったり削ったり絞ったりして初めて研ぎ澄まされるものだと信じて。そしてコンペティションというからには第一席を決める。ただし决めたことについてまた、時間の許す限り議論する。

参加アーティストとコンペとの関係性

30分ほどの短い演劇作品の発表の機会を提供する、と情報をWebに掲載したのは4月に入ってから。また「制作費」とうたって8000円を事前(といっても入金は本番の3日前までずれ込んだ)に参加アーティストが指定した口座に入金した。アーティストにはメールにて大雑把に上演空間のサイズと、環境音が不整理に鳴っているという状況を説明。場当たりは当日朝の10時から。各団体のリハーサル時間は約60分。


コンペティション《演劇のデザイン》

インスペクター(点検役):内野儀
企画・インスペクター:村社祐太朗
オブザーバー:新聞家
キュレーター:村社祐太朗

14:00以降
小林毅大《ディスプレイには埃がたまっている》
脚本・演出:小林毅大
出演:小山哲央、小林毅大、末摘花

15:30以降
飛田ニケ+瀧腰教寛《「むなしさ」の実演販売》
コーディネート:飛田ニケ
出演:腰教寛、飛田ニケ

17:00以降
キュイ《あなたが墓場まで持っていこうとしている出来事をわたしに教えてください》
作:綾門優季(青年団/キュイ)
演出:橋本清(ブルーノプロデュース)
出演;畠山峻(PEOPLE太)、原田つむぎ(東京デスロック)

2018年4月28日
BUoY

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Photo: Azumi Kajiwara

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