Whenever Wherever Festival 2010

Exploring Performances Experimentally = EPE

7/5[月]19:30-|1,500円
DekNobo et Duetとの共通チケット]

企画:河村美雪
出演:池上高志、神村恵、トチアキタイヨウ、捩子ぴじん
音響プログラマー:大海悠太(東京大学特任研究員)、松本昭彦
制作:渡辺タケシ(ふつうの人新聞)

アーティスト河村美雪企画。複雑系科学者の池上高志氏と共に「動きが生命を作る」をテーマに、*映像・サウンドシステムなどの実験、デモンストレーション+レクチャー+トークをSHOWにする 。
2010 年1月の河村美雪作品Dropping-byにてプロットタイプを、3月から6月の間には山口情報芸術センター(YCAM)で正式発表した池上高志氏の Mind Time Machine [MTM]。WWfesでは、MTMの次なる展開へむけて、サウンド空間と身体の実験を3名のダンサーと共に探ります。
空間と時間、そして記憶の配置について。
身体を通した考察をお楽しみください。

動きが生命をつくる。
生命の本質は、動くこと、にある。動きが知覚をつくり、主体性をつくり、時間をつくり、記憶をつくり、無意識をつくる。動きを中心に据えてはじめて、知覚とは動くことだと納得できる。それは、オートポイエシスによって提案されたミニマルな主体を外に向かって開くことである。[池上高志]

  • 実験の内容は変更する可能性があります。

池上高志|Takashi Ikegami
研究者。1989年東京大学大学院理学系研究科、物理学修了。理学博士。現在は、東京大学広域科学専攻教授。複雑系と人工生命を研究テーマとし、ダイナミクスからみた生命理論の構築を目指している。博士号取得後、自己複製や進化理論、ゲーム理論の研究を精力的に行なう。98年以降に身体性の知覚、進化ロボットの研究を展開。最近は油滴の自発運動の化学実験や、自律ロボットを使ったロバストネスの実験も行なっている。

河村美雪|Miyuki Kawamura
アーティスト 2000年より映像インスタレーション、Party Art 他、05年以降は人の不安定さに興味をもって口述/インタビューを展開させたパフォーマンスアートを制作。07年よりCo.うつくしい雪として劇場作品発表。初期より、環境とコミュニケートすることによって変化する内的状態を、可視化、経験するための作品を目指している。

Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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