Whenever Wherever Festival 2012

David Brick|デイビッド・ブリック

振付家
アメリカ・フィラデルフィアを拠点におき、コラボレーションをベースとしたコンテンポラリー(実験的)な作品で知られるHEADLONG DANCE THEATERを1993年に共同設立し、共同芸術監督を務める。代表作に、さまざまなホテルのプールで上演される《HOTEL POOL》、都会の街中を、携帯を通じて観客一人ずつがパフォーマンスを経験する《CELL》、身体を失った後の身体を想定した《MORE》など。ニューヨークの優れたパフォーマンスアーティストに与えられるベッシー賞をはじめ複数の賞を受賞。実験的パフォーマンスを作る若手アーティスト、アーティストを志す大学生育成プログラム、Headlong Performance Instituteにおいて学長も務める。
ソロ活動においては、Pig Iron Theater Companyとのコラボレーション《LOVE UNPUNISHED》や、作家ティム・オブライアンと村上春樹の小説『ねじまき鳥クロニクル』を基にしたダンス芝居《WIND-UP》のディレクターとしても活躍。アメリカンダンスフェスティバルでインプロビゼーション、コンタクトインプロビゼーション、感覚から生まれるムーブメント等のクラスを教えると共に、ブリンマー大学での講師も務める。2006年にはPewフェローに選ばれ、本年度には日米芸術文化交流のフェローとして文化庁より招聘されている。
現在、何も無い時間と充満した時間との狭間に焦点を置き、静止した状態が如何に退屈という状態を抜け出しいつ深みのある黙想的身体になるかを主体とした作品を作る。現在日本では、建築家安藤忠雄氏による美術館や宗教建築を観察し、沈思黙考を包容するかたちというものを研究中。  
http://www.headlong.org/

関連動画

プログラム

Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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