東京で開催される実験・先鋭的なダンスフェスティバル、
Whenever Wherever Festival(ウェン・ウェア・フェス)2010での
11のワークショップ・クリエーションの記録集
コンテンポラリー・ダンスの振付家を中心に美術・演劇・音楽からも参加したアーティストによる独自の演習/創作プロセスを開示する、貴重なドキュメント・ブック。
創造の現場で何が起こっているのかを解き明かす、身体技法の現在形。それぞれの技術体系・問題設定に接近する手引き。
※セルフ・コーチングは、講師が自らの振付・創作方法を、参加者とともに研究・エクスチェンジする実験的なワークショップです。
|ワークショップ・ドキュメントの一部PDFを公開中|2023.7
※目次の各リンクよりご覧いただけます。
目次
Comment|山崎広太
Workshop
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神村恵|空間と自分を見比べることから 【写真】
田辺知美|床にさわる、ここからここへ、床にさわる、ここからここへ。 【写真】
垣内友香里|個性と模倣の考察——小作品を創る 【写真】
池宮中夫|空けたら終う身体 【写真】
西村未奈|身体のニュアンスが在る場所 【写真】
福留麻里・高嶋晋一|内と外をひっくり返し合いながら対話する(背中合わせで喋り合う・隣り合わせで放り合う・向かい合わせで反らし合う・離れ合わせで掴まり合う) 【写真】
Improvisation Class
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鹿島聖子|コンタクト・インプロビゼーション——テクスチャについて 【写真】
JOU|即興道場 【写真】
Workshop & Showing
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小川水素|GRIDの作り方 【演習写真】【ショーイング写真】
生西康典・宇波拓|ことばにはできないこと(仮題) 【写真】
岸井大輔|作品としての劇場会/議 【写真】
Data
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開催概要・プロフィール・ディスクリプション
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執筆:神村恵、田辺知美、垣内友香里、池宮中夫、西村未奈、福留麻里、高嶋晋一、鹿島聖子、JOU、小川水素、池田野歩、岸井大輔、山崎広太
編集・デザイン:いんまきまさこ・岡本拓(BAL)
協力:スタジオ アーキタンツ、築地明香、櫻井ことの
書籍
セルフ・コーチング・ワークショップ 2010
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B5|p.80|1c|限定300部
発行年月:2011年10月
本体価格:1,000円(送料別途)
発行:ボディ・アーツ・ラボラトリー
フェスティバル
Whenever Wherever Festival 2010
RENエデュケーション・プログラム
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期間:2010年6月11日[金]―7月11日[金]
会場:森下スタジオ Bスタジオ(一部、アサヒ・アートスクエア)
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主催:ボディ・アーツ・ラボラトリー、アサヒ・アートスクエア
協賛:アサヒビール株式会社
提携:すみだ川アートプロジェクト
助成:芸術文化振興基金(RENエデュケーション・プログラムを除く)、財団法人セゾン文化財団、財団法人全国税理士共栄会文化財団、(社)私的録音補償金管理協会(sarah)
生西康典
宇波拓
クリエーション
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以上すべて
WWFes2010より
セルフ・コーチング・ワークショップは、Body Arts Laboratoryが主催するフェスティバル、Whenever Wherever Festivalの主要なエデュケーション・プログラムです。このワークショップでは、振付家・アーティストが、自身の振付・メソッド・バックグラウンドについて、参加者とともに身体のムーブメントをともなうレクチャー/研究を行ない、そのオリジナルな手法にどのような可能性があるのかを探り、発展させます。これは、先生と生徒という関係ではなく、アーティスト同士が参加し、アイデアを共有し模索するワークショップでもあります。
このドキュメントブックには、セルフ・コーチングを中心とした11のワークショップ・クリエーションの貴重な記録を収録。これらの創作者によって書かれた言葉の多くは通常、稽古場で交わされ、作品から引き出されることはあまりありません。しかし、ここに綴られた演習や創作のプロセスにこそ、アーティスト各々の技術体系やその背景となる問題設定を読み解く際に重要なエッセンス、ヒントが詰まっていることでしょう。
書籍お申し込み・お問い合わせ先
bodyartslab@gmail.com