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もうひとつの〈ら線〉でそっとつないでみる
石見舟|くわばらみほ|田中さとみ|増茂悠人

期間:2022年12月−
会場:オンライン
寄稿:石見舟、くわばらみほ、田中さとみ、増茂悠人
キュレーター:五月めい

「Whenever Wherever Festival 2023〈ら線〉でそっとつないでみる」を構成するキーワードに発したエッセイ、詩や楽曲のプレイリストを、オンラインプログラムとして2022年12月から順次公開。生活とアート、場所とアイデンティティの透過性、新たな風景論……。未だ実現していないWWFes2023から引き出された、さまざまな像を集めた架空のコンピレーション・アルバムを試行します。フェスティバルをメディアに想像上のネットワークを探ります。


エッセイ
増茂悠人|普通について手間をかける

プレイリスト
くわばらみほ|〈ら線〉でそっとつないでみる

エッセイ
石見舟|都市「港区」の風景を求めて


田中さとみ|under the s(e)wing machine


増茂悠人Yuto Masumo
1987年東京生まれ。精神科医。地方都市在住。友人の国語教師と「読みながら考える」というPodcastで読んだ本について話しあう配信をしながら、自分のうつ病や子育てについてブログを書いている。趣味は読書と歌舞伎鑑賞と料理。この調子で暮らしていきたい。
Twitter: yutomsm。Note: ytmsm

桑原美穂Miho Kuwabara
1990年12月1日群馬県生まれ。
バンド【左右(さゆう)】のボーカル・ギターを担当。楽器未経験の二人が見よう見まねでギターとベースを手にして始まった2ピースバンド。限られた人数で出来る範囲の音楽を作っている。
【くわばらみほ】名義でSoundCloudにて曲をアップするなどソロ活動も行っている。日常の出来事の音読のような曲を制作している。
コントユニット【明日のアー】にて俳優としても活動している。共演者のシティーボーイズきたろう氏に演技が褒められたことがある。

石見舟Shu Ishimi
演劇研究。慶應義塾大学大学院文学研究科独文学専攻後期博士課程単位取得退学。ドイツ・ライプツィヒ大学演劇学研究所博士課程に留学後、現在は各大学非常勤講師。専門はドイツ演劇学。特にベルトルト・ブレヒトやハイナー・ミュラーの作品研究、演劇の政治性、亡霊論、風景論。博士論文『風景のなかの演劇――ハイナー・ミュラーの作品と能楽との潜在的出会い』を準備中。主要論文「〈今ここ〉からずれる風景――ハイナー・ミュラー『ハムレットマシーン』を例に」(平田栄一朗、針貝真理子、北川千香子共編『文化を問い直す』彩流社、2021年、165-188頁所収)など。翻訳、ハンス・ティース=レーマン著「ハイナー・ミュラーの亡霊たち」(『研究年報』特別号、慶應義塾大学独文学研究室『研究年報』刊行会、2021年)など。
http://web.flet.keio.ac.jp/~hirata/Profis/Ishimi_Profi.html

田中さとみSatomi Tanaka
鳥取県生まれ。明治学院大学文学部芸術学科卒。詩集に『ひとりごとの翁』(2017年、思潮社、中原中也賞候補)、『ノトーリアス グリン ピース』(2020年、思潮社)。2018年より「ZUIKO」(マーサ・ナカムラ/山﨑修平)に参加。個人誌では『Hector』(2022年、小鳥書房)を創刊する。

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