Whenever Wherever Festival 2021

Becoming an Invisible City Performance Project〈青山編〉

日時:
12.25 Sat 13:00−20:00
12.26 Sun 12:00−18:00
会場:スパイラルホール

振付:山崎広太
出演・コラボレーター:
浅沼圭穴山香菜木原浩太久保田舞小暮香帆
後藤ゆう鶴家一仁都田かほ中林香波長沼航
松尾望松本奈々子宮脇有紀モテギミユ八木光太郎
山口静山中芽衣山野邉明香ヨシアノ山崎広太
坂藤加菜髙山花子渡辺好博田村友一郎
大谷能生舩橋陽竹下勇馬
映像:ミルク倉庫+ココナッツ


劇場と都市、身体の外と内、いくつもの即興ストラクチャーが瞬時に交換される空間が展開。都市がダンスになる、時空を超えた振付の試み。

BICプロジェクトは、劇場とパブリックスペースを交換することをテーマに、スパイラル周辺で採集された感覚から多くの即興のストラクチャー、またはテキストを作り出し、それらを用いて進行します。非常にメカニックな構造と、絶えざるパフォーマー同士の侵入と交換、偶発的な出来事や状況の組み合わせにより、ストラクチャーは瞬時に築かれては壊されます。様々な要素が予想できないかたちで反射していくプリズムな空間と関係性が展開します。そして、舞踏譜のような内省する身体のインストラクションを組み込むことで、身体の外と内に向かうムーブメントの交換が起こります。
また、田村友一郎と全ダンサーによるインストラクション作品「南青山再開発事業(仮称)負のスパイラルから抜け出す」、大谷能生・舩橋陽・竹下勇馬によるサウンド・オブジェおよび演奏、Mapping Aroundnessでの「病める舞姫をテクストに」「ダサカッコワルイ・ダンス」からのフラグメント、髙山花子、渡辺好博による独白などが現れては消えていきます。これは繰り返されることのない一つの作品であり、総時間13時間に及びます。

プログラム(抜粋)

12.25 Sat|17:30−19:00(予定)
南青山再開発事業(仮称)負のスパイラルから抜け出す
ストラクチャー:田村友一郎

12.25 Sat−12.26 Sun
サウンド・オブジェおよび演奏
出演:大谷能生、舩橋陽、竹下勇馬

※いずれも《Becoming an Invisible City Performance Project〈青山編〉》にて上演。
※詳細は以下のタイムラインをご覧ください。

[タイムライン]


BICでは創作過程で、オンラインで様々なヴィジョンが交換され、実践・共有されました。以下はその一部です。

[さらに動画を見る]

関連企画
[インストラクションマップ]
[BIC〈青山編〉のための小説]
[青山でPop Up Dance!]


山崎広太|Kota Yamazaki
コレオグラファー
笠井叡に師事。2007年にニューヨーク・パフォーマンス・アワード(ベッシー賞)。ニューイングランド財団より2012、2015年ナショナル・ダンス・プロジェクトで助成。2013年現代芸術財団アワード、2017年ニューヨーク芸術財団フェロー、2018年グッゲンハイム・フェローの各賞を受賞。2021年、ドリスデューク財団・パフォーマンス・アーティスト・リカバリー基金より助成。ボディ・アーツ・ラボラトリー主宰。ベニントン大学専任講師。DaBYレジデンスコレオグラファー。
https://www.kotayamazaki.com

Becoming an Invisible City Performance Project|BIC
パフォーマンス・プロジェクト
パブリックスペースと劇場を結ぶパフォーマンス・プロジェクト。通称BIC。地域に根ざした観客参加型のパフォーマンスを構想する。20019年WWFes関連企画において始動、現メンバーは20名。コロナ禍を契機に劇場の外に広がる⽣活空間・都市空間におけるダンスアクティビティの可能性を探求し、これまでの活動に、羽田空港・新宿歌舞伎町・渋谷スクランブル交差点でのパフォーマンス、国際基督教大学(ICU)留学生とのワークショップ「Hajimemashite Workshop」などがある。
https://note.com/bic_project

Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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