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スウェーデン、ストックホルム在住の振付家
実験的な試みや多様な形式・表現方法を取り入れた創作プロセスにより、振付という領域の拡張に取り組んでいる。1994年よりパフォーマーとして活動を始め、1999年よりソロからグループ作品、ウィリアム・フォーサイス/フランクフルトバレエ団などへの振付を含む作品発表を国内外で精力的に行なう。2011年にはグザヴィエ・ル・ロワとの共同作品をベネチアビエンナーレで公演、また、建築家トール・リンドストランドとのプロジェクトInternational Festivalなどを展開している。
ストックホルム・パナシアフェスティバル、Body Currency/ウィーンフェスティバル、リスボン グルベンキアン財団CAPITALS、フランクフルト・インターナショナル・サマー・アカデミーなど国際フェスティバルや機関のディレクターを務める。2006年には、ネットワーク・オーガニゼーションINPEXを立ち上げ、出版プロジェクト「The Swedish Dance History」を監修。ライターとして本の出版や、ストックホルムの雑誌『Aftonbladet』『Dagens Nyheter』にダンス批評家として寄稿(1990-97)し、2011年に初の著書『Spangbergianism』を出版。
人材育成にも貢献しており、過去にはヨーロッパに於ける重要なダンス教育機関、P.A.R.T.S(ブリュッセル、ベルギー)、Ex.e.r.ce(モンテペリエ、フランス)、インパルスタンツ(ウィーン、オーストリア)、ストックホルム演劇大学で、ダンス理論および実技の講師を勤める。2008年、ストックホルムダンス大学振付科のMAプログラム(修士課程)ディレクターに就任。
http://martenspangberg.org/
Photo: Photo:Body Arts Laboratory