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Class/
Workshop
鈴木竜
宮河愛一郎
齋田美子
新宅一平
JOU
クリスティーヌ・ボナンセア
Creation
マルテン・シュパンベルグ
Lecture/
Roundtable
振付の肖像
小川水素
関連企画
山崎広太
マルテン・シュパンベルグ
10/19[土]14:00-17:00
500円[予約]
会場:森下スタジオ B
出演:
アースラ・イーグリー(振付家、ダンサー、NYを拠点に活動)
マルテン・シュパンベルグ(スウェーデンの振付家)
神村恵(ダンサー・振付家、前後)
高嶋晋一(美術家、前後)
眞島竜男(現代美術作家)
大久保裕子(アーティスト、ダンサー)
武藤大祐(ダンス批評家、群馬県立女子大学准教授:美学、ダンス史・理論)
山崎広太(振付家・ダンサー、BALディレクター)
印牧雅子(編集者、BALプログラム・コーディネーター)
ビジュアルアーティストにとって、ダンスとは何か身体とは何か。フェスティバルのテーマの即興、そして身体・社会をキーワードに、拡張する振付の領域をめぐって、美術家、評論家、振付家が対話を繰り広げるフェス唯一のセッション。振付の肖像を描きだす。
Archive
2012|パフォーミングアートにおけるキュレーションをめぐる対話
アースラ・イーグリー|Ursula Eagly
振付家、ダンサー
NYを拠点に活動。NYでは、ブルックリン美術館、ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリーアート、ダンスニューアムステルダム(DNA)、The Chocolate Factory、Dance Theater Workshop、Danspace Project、Mount Tremper Arts、Movement Research at Judson、92nd Street Y Harkness Dance Center、The Old American Can Factory、P.S. 122、にて作品を発表。他、アルバニア、デンマーク、イタリア、マケドニア、マニプールなどの都市でも公演を行う。プロジェクトは、国際交流基金、USArtists 国際プログラム(Mid Atlantic Arts Foundation)、Suitcase Fund(Dance Theater Workshop)、Queens Council on the Artから助成を受ける。また、ダンスニューアムステルダム(DNA)、Kaatsbaan International Dance Center、Topaz Artsのレジデンス・アーティストに選出された。
ダンサーとしての主な活動は、Rebecca Brooks、Rebecca Davis、Daria Fain、Kathy Westwater、Christopher Williamの作品に参加。2006-2011年、チュウマヨシコの「A Page Our of Order」シリーズのメインキャストを務め、そのプロジェクトを通して、作曲家、瀬藤康嗣と出会う。また、出版物の編集者、パネルディスカッションの司会、オーガニゼーションの役員・アドバイザー、教師としてなどニューヨークの前衛ダンスシーンに様々なかたちで貢献。『ムーブメントリサーチ・ジャーナル』の編集長を3年間務める。
マルテン・シュパンベルグ|Mårten Spångberg
スウェーデン、ストックホルム在住の振付家
実験的な試みや多様な形式・表現方法を取り入れた創作プロセスにより、振付という領域の拡張に取り組んでいる。1994年よりパフォーマーとして活動を始め、1999年よりソロからグループ作品、ウィリアム・フォーサイス/フランクフルトバレエ団などへの振付を含む作品発表を国内外で精力的に行なう。2011年にはグザヴィエ・ル・ロワとの共同作品をベネチアビエンナーレで公演、また、建築家トール・リンドストランドとのプロジェクトInternational Festivalなどを展開している。
ストックホルム・パナシアフェスティバル、Body Currency/ウィーンフェスティバル、リスボン グルベンキアン財団CAPITALS、フランクフルト・インターナショナル・サマー・アカデミーなど国際フェスティバルや機関のディレクターを務める。2006年には、ネットワーク・オーガニゼーションINPEXを立ち上げ、出版プロジェクト「The Swedish Dance History」を監修。ライターとして本の出版や、ストックホルムの雑誌『Aftonbladet』『Dagens Nyheter』にダンス批評家として寄稿(1990-97)し、2011年に初の著書『Spangbergianism』を出版。
人材育成にも貢献しており、過去にはヨーロッパに於ける重要なダンス教育機関、P.A.R.T.S(ブリュッセル、ベルギー)、Ex.e.r.ce(モンテペリエ、フランス)、インパルスタンツ(ウィーン、オーストリア)、ストックホルム演劇大学で、ダンス理論および実技の講師を勤める。2008年、ストックホルムダンス大学振付科のMAプログラム(修士課程)ディレクターに就任。
http://martenspangberg.org/
神村恵|Megumi Kamimura
ダンサー・振付家
2004年よりソロ作品を発表し始め、国内外の様々な場所にて公演を行う。06年より神村恵カンパニーとしても活動を開始。10年より美術家・高嶋晋一とのプロジェクト「前後」を始動。12年6月、英国ブライトンにて滞在制作・上演。12年9月、東京国立近代美術館にてカンパニー作品《沈澱図》上演。物質としての体、感覚する主体としての体、何かを指し示す体、が交差する場としてダンスを立ち上げる方法論を探っている。
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photo: Ujin Matsuo
高嶋晋一|Shinichi Takashima
美術家
1978年生まれ。主な個展に「One foot on the moon」(2005)、「These fallish things」(08)など(以上、GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE)。主なグループ展・公演に「インターイメージとしての身体」(山口情報芸術センター、09)、「気象と終身―寝違えの設置、麻痺による交通」(橋本聡との共同企画、アサヒ・アートスクエア、10)、「14の夕べ」(東京国立近代美術館、12)、「囚人口 Chop chop logic」(ミルク倉庫との共作、HAGISO、13)など。
眞島竜男|Tatsuo Majima
現代美術作家
1970年 東京都生まれ。1993年 ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ美術科卒業。武蔵野美術大学油絵学科非常勤講師。東京と大分にて制作、活動中。
徹底したリサーチに基づく独特のユーモアを交えた作風を特徴に、写真、映像、パフォーマンスなど多様なメディアを用いた作品を発表。近年の展覧会に 2012年「But Fresh」(トーキョーワンダーサイト)、「無題(栄光の彼方に)」(TARO NASU)、2010年「北京日記」(TARO NASU)など。また日本美術史や日本近代への関心を背景としたレクチャー、パフォーマンス等を行っている。
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photo ©hatanokosuke ©blanClass
大久保裕子|Yuko Okubo
アーティスト/ダンサー
牧阿佐美バレエ団を経て、コンテンポラリーダンスをはじめる。山崎広太、木佐貫邦子、伊藤キム、北村明子の作品などに出演。
独自の視点で身体を見つめ直し、2002年、某匿名グループKA・・Yを結成。演出・企画を中心的におこなう。横浜美術館での鳩の群れとの作品など現代美術のフィールドでパフォーマンスをはじめ、NY,バーゼル、パリ、ロンドン、ミュンヘン、トリノ、シドニー、台北など海外のアートフェア、展覧会などで作品を発表。最新作は多次元空間からのあたらしいダンスの発想、「みえない動き」についての著書やパフォーマンス。
武藤大祐|Daisuke Muto
ダンス批評家、群馬県立女子大学准教授(美学、ダンス史・理論)
1975年生まれ。現在の研究課題は、20世紀のダンス芸術の急激な発展を近代西洋とアジアの出会いの所産として捉え直す、ダンスのグローバル・ヒストリー。共著『バレエとダンスの歴史』(平凡社、2012)、『Theater in Japan』(Theater der Zeit、2009)、論文「大野一雄の1980年」(『群馬県立女子大学紀要』第33号、2012)、「イヴォンヌ・レイナー『トリオA』における反スペクタクル」(同30号、2009)、「差異の空間としてのアジア」(『舞台芸術』12号、2007)など。2009年より韓国のダンス月刊誌『몸(MOMM)』で時評を連載。2008年よりIndonesian Dance Festival(ジャカルタ)共同キュレーター。
山崎広太|Kota Yamazaki
振付家・ダンサー
カンパニーKota Yamazaki Fluid hug-hug主宰。ベニントン大学ゲスト講師。1994年バニュレ国際振付賞、2007年ニューヨーク・ダンス・パフォーマンスアワード・ベッシー賞受賞。2013年、Foundation for Contemporary Artアワード受賞。新作《OQ》を準備中。Body Arts Laboratoryディレクター。
http://www.kotayamazaki.com
印牧雅子|Masako Immaki
編集者、BALプログラム・コーディネーター
主に身体芸術の分野で企画、編集、本づくりなどを行なう。主な編集書に、美術作品集『Wake up. Black. Bear. 橋本聡』、ダンスワークショック記録集『セルフ・コーチング・ワークショップ2010』、Webの編集に「BAL アーティスツ・クリティーク」など。KYOTO EXPERIMENT 2013フリンジ企画「使えるプログラム」プロジェクトメンバー。近畿大学国際人文科学研究所四谷アート・ステュディウム研究員。
Photo: Photo:Body Arts Laboratory