Whenever Wherever Festival 2011

山崎広太|発する身体

ワークショップ|身体/言語ゼミ

7/4[月], 7/5[火], 7/6[水], 7/7[木](4日間)
※後日ショーイングあり
各日18:30-21:30
通し受講:16,000円
会場:GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE(四谷アート・ステュディウム1F)[予定]

申込み・問合せ:四谷アート・ステュディウム
160-0004 東京都新宿区四谷1-5|tel. 03-3351-0591
主催:近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ 四谷アート・ステュディウム


声を発することをポイントにおいて創作します。まず、母音からトライします。それぞれの国によって、母音の発し方は違います。その中でも、もっともフラットでシンプルなのが日本語です。日本人は言葉を流れの中で捉えようとします。同時に、一つの発声の仕方に、いろいろな意味を察する特徴があります。また、発することは感情的になりやすい傾向にありますが、それらのことをシビアに、理知的に捉えて考察し、取り組みます。
一方で、自分のダンステクニックにおいて、インターナルに自身の身体を見つめ、そのムーブメントのバイブレーションとして、必然的に発しようとする声があります。訳のわからないことを言ったりしますので、最初、恥ずかしい気持ちが湧いてくることもありますが、次第に開放的になり、楽しい雰囲気になると想像します。またコンタクトインプロと同時に発することも。声を発することを通して、身体と言葉の回路を未来に向かって切り結ぶワークショップ。ショーイングを予定しています。

ショーイング|言葉と身体―発する身体

8/4[木] 19:00-|観覧:1,500円(「言葉と身体」プログラム共通券)
会場:アサヒ・アートスクエア

演出:山崎広太
コラボレーション:佐久間尊之、佐々木智子、四宮羊子、中道侑嗣、中保佐和子、早崎一修、原牧生

母音からトライし、声を発することをポイントに創作します。身体のバイブレーションとして発しようとする声もインターナルにみつめます。発する身体―それは言葉のユニバース。私たちが作るささやかな教典のようなもの、それはハーモニックであり同時多発。


  • このワークショップは、四谷アート・ステュディウムの講座「身体/言語ゼミ」として行なわれます。申し込み・問い合わせ先がBALと異なりますので、ご注意ください。
  • 成果発表として、ショーイング「発する身体」を、8月4日、アサヒ・アートスクエアにて「言葉と身体」プログラムの一環として行ないます。ショーイングに参加できない方も、ワークショップを受講いただけます。
  • ショーイングのためのリハーサル(自由参加、会場:森下スタジオ)を予定しています。

山崎広太|Kota Yamazaki
振付家・ダンサー
カンパニーKota Yamazaki Fluid hug-hug主宰。ベニントン大学ゲスト講師。1994年、バニョレ国際振付賞受賞、2007年、NYダンス・パフォーマンスアワード・ベッシー賞受賞。11年、《ねじまき鳥クロニクル》振付協力(エジンバラ)、ルーツを探る黒人アーティスト達とのエクスチェンジ作品《visible》(NY)、《Rise:Rose》(ベルリン、ブレーメン、ケルン)、12年《Rays of Space》(冬のアビニヨン)、新作《glowing》北米ツアー予定。Body Arts Laboratory代表。
http://www.kotayamazaki.com


Archive
2010

Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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