Whenever Wherever Festival 2011

災害から現在

トーク+交流会

7/24[日] 17:30─|ドネーション
会場:森下スタジオ Sスタジオ

―被差別な身体、取り残された身体、逆境に立ち向かう身体、辺境の地に浮かび上がる真実など、今私たちに突きつけられている課題にいろいろな角度から切り込む一日―


現地での体験談、そして東日本大震災をへて何が変わったのかのトークと交流会。

出演:
金野邦明(振付家)
熊谷乃理子(振付家)
櫻井ことの(振付家)
山本宗補(フォトジャーナリスト)─東日本大震災翌日から原発事故を引き起こした福島第一原発の周辺取材、津波被災地を繰り返し取材する中で見えてきたこと、感じたこと

関連企画 山本宗補写真展

大震災の写真
35点展示

会期:7/21[木]-28[木] (最終日17:00まで予定)|入場無料
会場:森下スタジオ Sスタジオ前ラウンジ


金野邦明|Kuniaki Konno
振付家
自作の上演及び古典バレエ~コンテンポラリー作品~パフォーマンスアートなどいろいろと出演、参加。音楽家との即興セッションも多数あり。ドラムの豊住芳三郎氏らとロシアツアーを行い「真のアバンギャルド」と評される 。舞踊創作においては音楽を自ら創作。コンピュータのプログラム開発も手がける。主に自宅近くの善福寺川緑地公園で踊りの練習をし思索する。が、最近引っ越しをし現在は上野公園で練習し思索する。近年の創作としては、《トリスタンとイゾルデ》《いかにして天体の力を引きつけるか》《家財を増やすための魔術的方策》《魚類の薔薇》など。

熊谷乃理子|Noriko Kumagai
福島県いわき市出身。18才でモダンダンスと出会う。横山慶子、石井みどり、折田克子、仁科きぬ子各氏に師事。ソロ活動を経て、1990年横浜Bay’90で「ムーブメントラボラトリー舞踊集団ノマド~s」設立。1993年よりDance Company Nomade~sとして、国内海外にて活動。2001年千駄木にスタジオBrick-oneをオープンしオーガナイズする。音楽家、美術家との共演も多い。東京藝術大学、東京経済大学、文教大学非常勤講師。
http://www.nomade-s.com

櫻井ことの|Kotono Sakurai
振付家、コンテンポラリーダンサー
1989年宮城県生まれ。橘バレエ学校仙台教室でバレエを学ぶ。昭和音楽大学短期大学部音楽科バレエコース卒業。2009年初の振付作品《Ich bin Franz Kafka》を発表。10年・11年セッションハウス企画「シアター21フェス」にて作品を発表。10年、ジャン・ローラン・サスポーテス振付《The Waltz of LIfe》出演、鈴木アイリ振付《HUMAN STORY》リハーサルアシスタント。同年ICiT Dance Salon in RAFT vol.3「フリンジfor Dancers」にて《花》を発表。

山本宗補|Munesuke Yamamoto
フリーランスのフォトジャーナリスト
1953年長野県生まれ。2009-10年『琉球新報』で「戦争の記憶」を長期連載。アジアを主な取材フィールドとして25年が過ぎた。9・11以降は宗教の人工的に作りだされた「文明の衝突」とか宗教の二極対立とかに違和感を覚え、インドで生きた仏教を実践する佐々井秀嶺師の取材に力を入れてきた。国内では戦争体験者の聞き取りを「戦争の記憶」として取り組んでいる。3・11の東日本大震災は翌日から取材開始。福島第一原発周辺取材から、津波被災地の取材に取り組んでいる。
2011年からは、オンラインマガジン『fotgazetフォトガゼット』JVJA(日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)の仲間と創刊。創刊号の編集長を務める。
http://asama888.cocolog-nifty.com

Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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