Whenever Wherever Festival 2011

羽鳥嘉郎・澄井葵|よく演出しあう

継続ワークショップ・プロジェクト

第1回…7/9[土] 16:00-19:00
1,500円

  • 第2回以降も開催予定

会場:森下スタジオ Sスタジオ


けのび《等々力》
2010

,5《ダブル》
2010


私たちはいつも演出しあっている。
すべての日々の営みを、自分や互いへの演出が続いたものと考える。そうすると、善悪や美醜ではないにしても、なにかしらの「よさ」に基づいて、それらの演出はなされている(筈)。その「よさ」の中身を、若手演出家2名の交換型ワークショップを通して見出していく。「繰り返しありうるものとしてとらえる」という演劇の目を用いて。あなたの家庭を職場をよりよく演出することもできるでしょう。

内容例
1. 今どんな演出をされている?
2. いつもどんな演出をされている?
3. 見ている人を演出する
4. 身体は乗り物だけど、その乗り心地としての具合をみさせる


羽鳥嘉郎|Yoshiro Hatori
けのび
演出家。「いかにしてともに生きるか」をテーマに、法律や忘却などの手立てでは困難を感じる時に導入しうるメカニクスを引き出す。あらゆる生活局面をも劇ととらえ、いつでも誰でもが実装可能なフォームをパフォーマンスワークを通して制作する。それらのフォームは、心がけ・理念の形態をしばしばとる。フォームにかなうモデルが走ることで成立する時間、人間の能力の確認としての時間、の上演もおこない高い評価を得る。今年度は「フォーム追求によって維持・展開される集合の形式」の可視化に尽力。近作《等々力》《新しい宿に寄せて》。
http://kenobi.org

澄井葵|Aoi Sumii
青年団演出部/,5(てんご)
岐阜県在住。俳優にマッサージ等の直接身体へ働きかける演出をすることによって、身体と言葉が過不足なく無理なくある状態から、それを台無しにするような余分を付け足したり差し引いたりすることで生まれる、身体の違和感や親和性にアプローチした作品づくりを目指す。またそれを受けた観客側が本来保持しているはずである「感覚への疑い」に向かう為の掘り起こしも試みている。最近の作品は、青年団若手自主企画スミイ企画《日常茶飯事》、利賀演劇人コンクール《コーラスガール》。
http://ten5.org

Photo: Photo:Body Arts Laboratory

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